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「βエンドルフィン」が過剰分泌されると現れる症状はご存知ですか?医師が解説!

「βエンドルフィン」が過剰分泌されると現れる症状はご存知ですか?医師が解説!

βエンドルフィンが過剰分泌されるとどんな病気になりやすい?

βエンドルフィンが過剰分泌されるとどんな病気になりやすい?

「βエンドルフィンが過剰に出るとこの病気になる」と因果関係を断定することはできません。ここでは、快感や安心感を求める行動が強くなり、生活に支障が出る状態として、相談先の目安も含めて説明します。

運動依存症(エクササイズ中毒)

運動は本来健康に良い習慣ですが、量や頻度が極端になり、休むと強い不安が出たり、ケガをしても続けてしまう場合は「運動依存」が疑われます。背景には、運動による達成感や気分の高揚(報酬系の刺激)が関与します。対策としては、休息日を作る、運動以外の楽しみを増やす、睡眠・栄養を整えるなどが基本です。それでもコントロールが難しく生活に支障がある場合は、心療内科・精神科、依存症外来などに相談しましょう。スポーツ医学や整形外科でケガの管理をしつつ、心理的サポートが必要になることもあります。

砂糖・甘味依存症(食べ物による依存)

甘い物で気分が落ち着くのは珍しくありません。一方で、甘味を「やめたいのにやめられない」「食べ始めると止まらない」「隠れて食べてしまう」など、生活に支障が出る場合は注意が必要です。ただし、砂糖依存は医学的に一律の診断名として確立しているわけではなく、背景にはストレス、不眠、うつ状態、摂食障害、生活習慣の乱れなどが絡むことがあります。まずは食事のリズムを整える、間食の環境を変える(買い置きしない等)、タンパク質や食物繊維で満足感を上げるなどが現実的です。体重増加や血糖異常がある場合は内科(生活習慣病外来)、心理的要因が強い場合は心療内科・精神科も選択肢です。

オピオイド依存症(薬物中毒)

モルヒネなどのオピオイド系鎮痛薬は、強い痛みの治療に重要な薬です。一方で、自己判断で増量したり、医師の指示と異なる使い方をすると依存につながることがあります。治療では、離脱症状への対応や再発予防を含む専門的な支援が必要です。処方薬の使い方が不安な場合や、やめられない状態がある場合は、早めに主治医や精神科(依存症外来)へ相談してください。違法薬物の場合も同様に、医療機関・公的相談窓口に早期につなげることが重要です。

「βエンドルフィン」についてよくある質問

「βエンドルフィン」についてよくある質問

ここまでβエンドルフィンについて紹介しました。ここでは「βエンドルフィン」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。

βエンドルフィンが不足すると現れる症状について教えてください。

村上 友太(むらかみ ゆうた)医師

「βエンドルフィンが不足するとこの症状が出る」と、日常診療で単純に断定することは難しいです。というのも、気分の落ち込みや不安、痛みのつらさは、睡眠・ストレス・体調・病気など多くの要因で変わるからです。
ただ、心身が疲れているときに「痛みに敏感になった」「不安が強い」「眠りが浅い」などを感じる方はいます。その場合は、βエンドルフィンを増やすことよりも、睡眠・運動・休養・人とのつながりなど、体が回復しやすい環境を整えるのが大切です。
適度な運動、笑い、入浴、趣味の時間などはストレス対策として取り入れやすい方法です。それでも、強い抑うつや不安が続く、慢性的な痛みで生活に支障がある場合は、心療内科・精神科、ペインクリニックなどで相談し、原因の評価と適切な治療を受けることをおすすめします。

配信元: Medical DOC

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