『飼い主さんのイメチェン』で見せる猫の反応5選
人間は季節や気分によって髪型を変えたり、髪色を変えたりする『イメチェン』を楽しむもの。理想が叶えば気持ちが明るくなり、モチベーションアップにも繋がります。
そんなポジティブな変化も愛猫と共有できれば良いのですが、必ずしもそうなるとは限りません。雰囲気が変わることで『混乱』を招くことがあるからです。
猫は飼い主さんがイメチェンをすると別人だと思うのでしょうか。ここではそんな疑念すら浮かぶような猫の反応を5つ紹介いたします。
1.イカ耳になる
ルンルン気分で美容室から帰宅した飼い主さんを見るや否や"イカ耳"になる猫がいます。実はこのとき、猫は少し警戒しているのです。
外出時とは異なる雰囲気はもちろん、いつもとは違う"におい"に反応しているのでしょう。美容室では様々な薬品やスタイリング剤、トリートメントなどを扱っていますよね。
飼い主さんの服にそれらのにおいが付着していたり、飼い主さん自身が纏っていたりすることで少々驚いてしまうものなのです。
2.逃げる
中には咄嗟に逃げてしまう猫もいます。これもまた戸惑いから来る反応で、飼い主さんが嫌いになってしまったわけではありません。
ただ少し距離を置いて"何が起きているのか"を分析し、自分の中に落とし込もうとしているのです。
3.威嚇する
更に猫によっては驚きのあまり威嚇することもあります。やはり敵意があるというよりは、警戒による反応です。
中には服装の変化に対して戸惑う猫もいます。例えば真っ黒な服を着たり、クローゼットの奥から出してきた服を着たりした場合です。
まず『黒』に関してはカラスを連想している可能性が考えられます。過去にカラスに襲われたり、襲われかけた経験のある猫にとっては恐怖の対象となります。
『しまい込んでいた服』に関しては、防虫剤のにおいに反応している可能性があります。おそらく"いつもとは違う変なにおい"がすると感じているのでしょう。
4.近づいてにおいを嗅いでくる
好奇心旺盛な猫は、困惑しつつも興味が勝るもの。その結果、"とりあえず近づいてみよう"という結論に至ります。そして念入りににおいを嗅いであれこれチェックするのです。
むしろイメチェンをしたときのほうが寄ってきてくれると感じる飼い主さんもいらっしゃるのではないでしょうか。愛猫が強い関心を持ってくれているようで嬉しくなりますよね。
5.特に気にしない
肝が据わっているのか、はたまた無関心なのか、これといった反応を示さない猫もいます。実はこのタイプの猫は、"容姿が変わっても飼い主さんは変わらない"と確信しているのです。
では、これまで紹介したような反応を示す猫たちは別人だと思っているのでしょうか。それは違います。
『においの変化』に一瞬だけ驚いてしまっているのです。というのも猫は、静止画を見る視力が0.2〜0.3程度に留まってしまうため、『におい』や『音』を頼りに人を認識しています。
そのうちの『におい』が変わることは、私たちの想像を遥かに超える衝撃なのでしょう。そんな変化も長年一緒にいたり、イメチェンの回数が多くなることで徐々に慣れてきます。
その結果、変化の中に潜む普遍性にいち早く気づくことができるようになるというわけです。
愛猫に『安心』してもらう方法
イメチェンに対する反応があまりにも大き過ぎた場合、しばらくストレスが続くのではないかと心配になるでしょう。
その件に関しては大丈夫です。イメチェン後に次のようなアクションを心がければ、愛猫に安心感を与えることができます。
優しく声をかける
普段はあまり着ない服を着たり、髪型をチェンジした際は優しく声をかけることを意識してみてください。
雰囲気やにおいは変わっていても『声』までは変わりません。まずは声を聞かせてあげることで、「私だよ」とアピールします。
聞き慣れた声を聞くことで最初は戸惑っていても、次第に落ち着きを取り戻します。コツは"静かにそっと"です。あまり騒がしくしないほうが安心できるので、声量にも気を配ってみてください。
目を合わせない
猫が警戒しているときや、既に威嚇しているときは"目を逸らす"が鉄則です。
イメチェンによって混乱が生じている際も、ひとまず目を合わさずに声かけのみ行ってみてください。
においを嗅いでもらう
愛猫が落ち着きを取り戻したら、改めてにおいを嗅いでもらってください。手や足裏から"いつものにおい"を見つけることができれば安堵します。

