「ネコ」は「寝子」?猫の語源とは
ネコの語源として最も知られているのが「寝子」ではないでしょうか。寝子という漢字の通り、猫は本当によく寝ます。のんびり日向ぼっこをしている姿を見ると、うらやましくなっちゃいますね。
一般的な成猫の平均睡眠時間は12~16時間といわれており、1日の半分以上は寝ていることになります。なぜ、こんなにも寝るのか。それは、猫が狩りをする肉食動物だからです。狩りにはエネルギーが必要なため、体力を蓄えておく必要があるのです。
もちろん、室内でごはんをもらっている現代の猫は狩りをする必要がありませんが、野生時代からの習性でよく寝るのでしょう。ただ、猫は警戒心が強いので、ずっと熟睡しているわけではなく、ほとんどが浅い眠りといわれています。寝ているように見えて、近づくとすぐに顔を上げたり、呼びかけると耳や尻尾で反応するのもそういうわけなのですね。
猫が「ネコ」と呼ばれるようになった3つの説
猫が「ネコ」と呼ばれるようになった理由には諸説ありますが、中でも有力な3つをご紹介します。
1.「ねうねう」という鳴き声から
平安時代には、猫の鳴き声は「ねうねう」と表現されていました。この「ねうねう」に「子ども」という意味の「こ」をつけて「ねうねうこ」から「ねこ」になったという説があります。
現代でも「にゃん」という猫の鳴き声に「こ」をつけて「にゃんこ」と呼ぶことがありますね。平安時代にも同じように親しみを込めて呼んでいたのでしょう。
2.よく寝る「ねこむ」から
平安時代の書物には、猫のことを「ねこま」と書かれているものもあります。「ねこま」の語源は「よく寝る」という意味の「ねこむ」なのだそう。それが「ねこま」となり、その後「ねこ」と呼ばれるようになったという説です。
3.ネズミを獲るから「ねこま」
同じ「ねこま」という響きですが、こちらは意味が違います。江戸時代の書物によると猫の狩りの仕方にその語源があるようです。
猫は獲物を捕らえる際、じっと待ってから飛びかかります。ネズミをじっと待つということから「鼠子待」で「ねこま」と呼ばれるようになったそうです。やがて「ま」が省略され「ねこ」と呼ばれるようになったといいます。

