私が返した最後のひと言
決定的だったのは、その後の発言でした。
男性は、「子どもなんて跡取りのためでしかない」「俺は稼ぐから、ベビーシッターでも雇えばいい」と平然と話しました。
そして最後に、「うちの母親は、それで何の不満も言わなかったからね。女性はそういうものだと思うよ」と、言い切ったのです。
その瞬間、私はこの人と将来を考えることはできないと確信しました。もし結婚して子どもが生まれたとしても、協力しながら家庭を築く姿がどうしても想像できなかったのです。
そして、私は席を立つ前に、こう伝えました。
「いつか、お母さまのような価値観の方と出会えるといいですね」
男性は少し驚いた顔をしていましたが、それ以上話すことはありませんでした。
その日は正直、「私の理想が高すぎるのかな」と悩みました。ですが、その後出会った今の夫は、家事も育児も自然に協力してくれる人です。育休も取得し、子どもの行事にも積極的に参加してくれています。
この出来事で実感したのは、結婚相手を選ぶうえで価値観の一致は想像以上に大切だということです。あのとき違和感を見過ごさず、自分の気持ちを大切にして本当によかったと思っています。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※AI生成画像を使用しています
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