女優の黒木華がヒロインの星野茉莉を演じる連続ドラマ「銀河の一票」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)で、転落死したとされる新座値利と、与党・民政党の秘書・藤堂昴(倉悠貴)の関係をめぐり、視聴者の間で考察が盛り上がっている。
「新座値利」生存説が浮上
22日に放送された第10話で、選挙戦が始まった。レジェンド声優の白鳥光留(日髙のり子)がウグイス嬢を務めるなど、注目を集める月岡あかり(野呂佳代)陣営は地道な草の根選挙を展開。一方の民政党が公認する日山流星(松下洸平)陣営は、それとは対照的に組織票固めに徹した。
そんな折、流星は秘書の藤堂から、茉莉の父で同党の幹事長の鷹臣(坂東彌十郎)が「殺した」とされる医大の学部長・新座に関する報告書を受け取る。「おそらくビンゴかと」という藤堂に、流星は険しい表情を浮かべた。昴は「ザネリって悪役なんですか?」と問いかける。流星は「違う、違うよ」と否定した。
「ザネリ」とは、宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」に登場するいじめっ子の名前。第9話(15日放送)で、流星は、いつも通う古書店で「銀河鉄道の夜」が棚からなくなっていることに気づき、店主に「売れたのか?」と尋ねた。店主は「はい、先月です」と答え、購入者は子供の頃からこの本が嫌いだったようだと説明。理由を聞かれると、「悪役の名前」が自分の名前に入っているからだと言っていたと明かした。その言葉を聞いた瞬間、流星の表情が一変。殺害されたとされる学部長の名前には、「ザネリ」の文字が含まれており、このやり取りをきっかけに、視聴者の間で学部長の生存説が浮上している。
そして視聴者は第10話で描かれた流星と藤堂の会話に注目。SNSに
「ザネリと昴はなんか関係あるの…?」
「意味深すぎる」
「昴も流星も気になる会話」
といった反響が寄せられた。また、昴がザネリのことを気にかけている様子から、
「ザネリと昴は親子なのか?」
「昴はザネリと血縁関係にあるのかな」
と2人が血縁関係あると疑う人もいる。
「銀河の一票」とは?
政治家の不正を密告する告発文をきっかけに、与党幹事長の娘で秘書を務めていた星野茉莉(黒木)がすべてを失い、偶然出会った政治素人のあかりを都知事にすべく選挙に挑む50日間を描く。「カルテット」(TBS系)や「大豆田とわ子と三人の元夫」「エルピス―希望、あるいは災い―」(いずれもカンテレ)などの佐野亜裕美プロデューサーが手がけるオリジナル作で、「しずかちゃんとパパ」「舟を編む ~私、辞書つくります~」(いずれもNHK)などで知られる蛭田直美さんが脚本を担当する。

