加齢による注意点と病気を見分けるコツ

「もうおじいちゃん(おばあちゃん)だから仕方がない」と、すべての変化を年齢のせいにして片付けてしまうのは禁物です。なぜなら、老化のサインだと思っていた行動の裏に、痛みや苦しみを伴う大きな病気が隠れていることがあるからです。
活動的でなくなったり、元気がなくなったりしたときは、どこかが痛くてじっとしているだけかもしれません。日頃から愛犬の様子を観察し、体調の小さな変化を見逃さない目が飼い主には求められます。
特に注意したいのは、急激な変化です。「数日前の散歩では元気だったのに急に歩かなくなった」「一気にごはんを食べなくなった」という場合は、老化ではなく病気の可能性が非常に高いです。
また、ただの夜鳴きだと思っていたら、体のどこかが激しく痛んで鳴いていたというケースもあります。日頃の様子をスマートフォンなどで動画に撮っておくと、普段との違いを比べやすく、おかしいなと気づいたときの大きな手がかりになります。
元気に見えても、シニア犬は半年に1回など、定期的に健康診断を受けるのが理想的です。病気を早く見つけることができれば、それだけ愛犬の体の負担を減らすことができます。
お家でのケアと病院でのチェックを組み合わせることで、愛犬の健康な毎日をしっかりと守っていくことができるでしょう。
まとめ

犬のシニア期は、これまで以上に飼い主の優しい支えが必要になる大切な時間です。行動の変化を優しく受け入れ、お家での環境や接し方を少しずつ変えていきましょう。
愛犬が最後まで安心して笑顔で暮らせるように、日々のスキンシップを大切にしながら、愛犬の歩幅に合わせて寄り添った日々を過ごしてくださいね。

