性行為後の出血は妊娠のサインである可能性はあるのでしょうか。メディカルドック監修医が性行為後の出血と妊娠の可能性について解説します。
※この記事はメディカルドックにて『「性行為後に鮮紅色の出血」は妊娠のサイン?性病や婦人病の見分け方も医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

監修医師:
馬場 敦志(宮の沢スマイルレディースクリニック)
筑波大学医学群医学類卒業 。その後、北海道内の病院に勤務。 2021年、北海道札幌市に「宮の沢スマイルレディースクリニック」を開院。 日本産科婦人科学会専門医。日本内視鏡外科学会、日本産科婦人科内視鏡学会の各会員。
性行為後に出血がある場合の妊娠の可能性
性行為後の出血は、着床出血の可能性もあります。着床出血とは受精卵が子宮内膜に着床するときに出る少量の血のことです。着床出血は妊娠4週目頃に起き、生理予定日と被ることも珍しくありません。着床出血の特徴は以下のとおりです。
血の色:ピンク・茶色・鮮血色
出血量:少ない(レバーのような塊もない)
出血期間:1~2日(長くても4日頃までには止まる)
腹痛:チクチクとした軽い痛み
妊娠したサインは着床出血だけではありません。
・いつもより体温が高く感じる
・眠たい
・お腹が張る
・おりものの量や色がいつもと違う
・気持ち悪い
上記の症状がひとつでも当てはまる場合は、着床出血の可能性が高いです。妊娠検査薬は生理予定日1週間後から使用できるので、検査までは念のためタバコ・お酒・激しい運動を控えながら過ごしましょう。
まとめ
性行為後の出血の多くはパートナーの爪や激しいピストンにより腟が傷つくことが原因です。性行為後の出血が少量で、1~2日ですぐに止まるのであれば経過観察をしてください。しかし、子宮頸がんや性感染症のサインである場合もあります。また、性行為後の出血は着床出血の可能性もあります。妊娠初期は流産のリスクも高まるので、検査まで激しい運動や飲酒喫煙を控えましょう。

