急に訪れた一人きりの時間
大荷物で病院へ戻ってきた夫。
退院は5日後と言われたため、その間の家のことや子どもたちのことは夫に任せることに。幸い、作り置きしたおかずや冷凍食品などがたくさんあったので、それを使いながら家事を回してもらうことにしました。
体調不良とはいえ、急に訪れた一人きりの時間。夫に持ってきてもらったタブレットで映画を見たり、のんびりと過ごしました。
夕方になると子どもたちから「自分で洗濯物畳んだよ!」「今日のごはんは、ママが作ってくれてた肉じゃがでーす!」と、写真付きでメッセージが送られてきました。
早く家に帰りたい……子どもの成長を感じながら、そう思ったのです。
家事・育児の大変さをわかってくれた夫
退院の日。有休をとって迎えに来てくれた夫は、ものすごくくたびれているようすでした。
退院の手続きをして車に乗り込むと、すぐさま夫がこう言いました。
「あの……いつも本当にありがとう」
「入院中、本当に大変でさ」
苦笑いしながらつぶやく夫。
これまで家事はほぼ私がこなしていました。仕事・育児・家事を全てしたことで、改めて私の大変さがわかったと言います。夫が謝罪と感謝を織り交ぜつつ「こんなに大変だと思わなかった」と私の苦労をわかってくれた言葉に、とても嬉しくなりました。
【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年12月】
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※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:清水マキ
育児を機にキャリアを転換し、独学からライター講座の添削講師まで登り詰めた実力派。PTAやスポ少での積極的な交流から、ママたちの「ここだけの話」を日々リサーチ。金融記事も手がける確かな知性と、育児に奮闘する親としての等身大な目線を掛け合わせ、大人女性のライフスタイルから切実な悩みまでを鋭く、温かく描き出す。

