半同棲でわかった生活習慣の違い
その後、彼には職場の寮があったにもかかわらず、私の家で過ごす時間が増えていきました。一緒にいる時間が長くなるほど、生活習慣の違いがはっきり見えてきます。
私が「お風呂に入ろうよ」と声をかけても、「面倒だからいい」と断られることも。出かける計画を立てても、運転は当然のように私任せ。家事についても、自分から動いてくれることはあまりありません。
一方で、見た目の印象にはとても気をつかう人でした。仕事に行くときは、びしっとスーツを着こなし、香水をつけて出勤します。そのため、職場の人たちは、彼の普段の生活ぶりを知ることはなかったと思います。
そのギャップに戸惑いながらも、一度好きになった気持ちをすぐに切り替えることができず、私はその生活を2年ほど続けてしまいました。
最終的には、私の気持ちが少しずつ離れていき、彼とは別れることになりました。
結婚後、家族で出かけた先で、偶然彼と再会したことがあります。彼は相変わらず身だしなみが整っていて、隣には奥さんらしき女性がいました。その姿を見て、彼にも新しい生活があるのだと感じました。
この経験から、人は見た目や肩書きだけではわからないのだと実感しました。大切なのは、一緒に過ごす中で無理なくいられるかどうか。そう気づけたからこそ、今の穏やかな生活を大事にできているのだと思います。
著者:御法川元子/30代女性・2015年生まれの女の子の母。子どもが生後4カ月のころから企業の広報担当として働いているワーキングマザー。パニック障害を患いながらも明るい性格で元気に毎日過ごしている。波瀾万丈な人生だが、明るく楽しくをモットーに! 趣味は音楽鑑賞・カラオケ。
作画:霜月いく
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
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イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター 霜月いく

