若いころから節約が習慣になっていた私は、50代になった今でも「使えるものは最後まで使うべきだ」と考えていました。物を大切にしているつもりでしたが、ある日、その思い込みが家族を危険にさらしかねない出来事につながりました。
焦げたようなにおいに気付いたのに
私は以前から、古くなった物でもすぐには買い替えず、できるだけ長く使うようにしていました。
ある日、長年使っていた電源タップから、少し焦げたようなにおいがすることに気付きました。本来ならその時点で使用をやめるべきだったのだと思います。
しかし私は、「まだ使えるだろう」「買い替えるのはもったいない」と深く考えず、そのまま使い続けてしまいました。
家族のひと言で確認すると
それから数日後、家族から「コンセントのあたりが熱いよ」と指摘されました。慌てて確認すると、その電源タップの一部が変形していました。もし気付くのが遅れていたら、火事につながっていたかもしれない状態でした。
その瞬間、私は血の気が引く思いがしました。節約のつもりで古い物を使い続けていたことが、家族の安全を脅かしていたのだと気付いたのです。

