TBSは25日、同日午前7時30分ごろに青森県三八上北で最大震度6強を観測した地震の発生を受け、午前8時からのバラエティー番組「ラヴィット!」の通常放送を取りやめた。同局は朝の情報番組「THE TIME,」進行の江藤愛アナウンサーが放送開始時間の午前8時を過ぎても「ラヴィット!の時間ですが引き続き地震の情報をお伝えしていきます」と告知。「報道特別番組」として地震情報を伝えた後、午前9時15分からはニューススタジオから蓮見孝之アナウンサーと篠原梨菜アナウンサーが地震関連のニュースを「ラヴィット!」終了の午前9時55分まで報じた。
今回の急な番組休止により、注目が集まっているのが木曜シーズンレギュラーを務める俳優の風間俊介だ。風間は4月のレギュラー就任時、裏番組だった日本テレビ系「ZIP!」のパーソナリティーを卒業した直後の異例の移籍として、SNS上で大きな反響を呼んでいた。
舞台の全国公演で欠席も…
しかし、就任後は出演する舞台「トランス」の全国公演のため度々番組を欠席。前週18日の放送でようやく舞台の全日程終了を報告し、MCの麒麟・川島明らから1日遅れの43歳の誕生日を祝福されたばかりだった。風間自身も「戻ってまいりました」と本格復帰を宣言した直後で、しかもこの日がシーズンレギュラーの最終回だっただけに、ファンにとっては注目の出演日となるはずだった。
25日の「ラヴィット!」では、風間やエルフ荒川、コットンが出演し、「絶品オムライス争奪グルメオークション対決」や「新謎解きミステリークイズ」などの企画が予定されていた。前日に番組の木曜を担当するディレクターの冨居氏がXで「明日の木曜ラヴィット!久々に心理戦!グルメオークション メロディーチェンジや謎解きミステリークイズを行います!」と熱のこもった投稿をしていた。
テレビ局は大きな地震や津波が起きたとき、何よりも先に被害の様子や安全な場所への避難を呼びかけるニュースを流さなければならないという法律上の決まりがある。今回は「震度6強」という極めて大きな地震だったため、視聴者の命を守るために番組を休止することは当然の義務であり、避けては通れない判断だった。
「夜明けのラヴィット!」で救済?
同番組では、今月8日にも生放送中に津波注意報が発表され、お笑い芸人のおいでやす小田によるサーフィン生中継企画が急きょ休止となるアクシデントが発生したばかり。
X上ではファンから「風間くん今日でシーズンレギュラー終わりなのに悲しい」「2時間まるまる無いなんて辛すぎる」と惜しむ声が相次ぐ一方で、「震度6は大きいし津波の心配もあるから放送中止は仕方ない」「青森や岩手の皆さんの安全が第一」と、番組の迅速な決断を支持する声も多く見られた。
さらに、これまでの番組への貢献度や度重なる欠席を考慮し、「舞台で出られなかった分、シーズンレギュラーの期間を延長してほしい」「来週にもう一度出てもらうか、後日スライド放送してほしい」といった救済措置を求める要望が続出している。
しかし、25日の番組終了後も公式Xで放送内容や風間に関する告知や、OA直後の出演者を直撃する「はみ出しラヴィット!」の投稿は午後0時時点でない。週末のまとめ番組「夜明けのラヴィット!」で未公開映像として日の目を見る可能性もありうるが、このまま「お蔵入り」になってしまうのか動向が注視されている。

