元友人との決別
「愛美ちゃんの言うとおりだよね。ごめんなさい」
周子ちゃんは、しぼり出すような声で謝罪した。
「私、愛美ちゃんをマネしていれば、自分もしあわせになれるってかんちがいしてた。でも、ネットであんなに言われて…ようやく気づいたの。私は、愛美ちゃんのカゲになりたかっただけなんだって」
彼女の目から涙があふれた。
「みくにも、いやな思いをさせちゃった。幼稚園でもうわさになってるみたいで…」
私は深呼吸をして、あらかじめ夫と話し合っていた結論を伝えた。
「周子ちゃん、しばらく距離をおこう。私は、周子ちゃんに"私"を盗まれるのが、本当にこわかったの。しばらくは会わないし、SNSも見ないでほしい」
彼女は小さくうなずいた。
「うん…またどこかで会うかもしれないけど。その時は…ちゃんと自分の好きなものを見つけた私でいたい」
直接会うことも、SNS閲覧も拒否し、関係をたち切ります。同じ幼稚園ですが、周子は他のママとも必要最低限の付き合いにとどめているようです。そして、なぜ他人に依存してしまうのかを真剣にうけ止め、カウンセリングに通い始めたそうです。
その後、周子は劇的に変化。ある日、ハデな色の服を着た周子と再会。自分で考え、自分でえらぶ人生をたのしんでいるようですね。
人生は選択の連続。大切な選択を他人のマネで決めてしまうのは、もったいないですね。「自分らしく生きる」ことについて、考えさせられる作品です。
※このお話は、ママリに寄せられた体験談をもとに編集部が再構成しています。個人が特定されないよう、内容や表現を変更・編集しています
記事作成: ももこ
(配信元: ママリ)

