あとから知った親友の本音
それからしばらくして、私は別の友人と会う機会がありました。何気なく親友の話題になったとき、その友人は少し言いづらそうにこう話してくれたのです。
「実はあの子、仕事のことで悩んでいたみたい。それに、長く付き合っていた彼氏との将来も不安だったらしくて……」
さらに友人は、「あなたの結婚報告を聞いたあと、自分だけ取り残された気がしたって話してたよ」と続けました。
もちろん、あの日言われた言葉が悲しかった事実は変わりません。でも同時に、彼女なりの焦りや不安があったのかもしれないと思えたのです。
その後、親友とは自然と距離ができてしまいました。寂しさもありましたが、あの出来事は人との関係について改めて考えるきっかけになりました。
この出来事を通して、長い付き合いの相手でも、環境や立場が変われば感じ方や価値観も変化していくのだと実感しました。以前は当たり前のように共有できていたことでも、置かれている状況が変われば受け取り方は変わるのかもしれません。
だからこそ、人との関係は「昔と同じはず」と思い込まず、その時々の相手の気持ちにも目を向けることが大切なのだと感じています。
著者:春野風/20代女性・1児の娘を育てている母親。趣味はドラマ鑑賞。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

