背中を這っていたのは…
「もう、一気に血の気が引いて、全身に鳥肌が立ちました。あの日は、少しサイズが大きめの白いTシャツを着ていたんですよね。瞬時に、このままだとやばい! と感じたので、大慌てで服を脱ぎました」慌てすぎて、Tシャツもブラもズボンも全てを脱ぎ捨てたという由美さん。「ぎゃーっ」という叫び声と全裸の女性というなんとも異様な光景だったそう。
「全裸で、脱ぎ捨てたTシャツを恐る恐る持ち上げると、直径15cmほどの巨大ムカデがざざーっと床を這って窓から逃げていきました。虫の正体に驚いたのと、一気に血圧が上がったことで頭がカーッと熱くなって、それからしばらくの間は放心状態でしたね」
あの日の出来事を、由美さんは一生忘れられないといいます。
「巨大ムカデが背中を這うあの感触! 忘れたくても忘れられませんね。もう郊外での暮らしは懲り懲りです」
この事件があってから由美さんは必死に彼氏を説得し、今は職場に近い駅近のマンションに引っ越す計画を立てているそうです。
<取材・文/maki>

