重症筋無力症の治療法
残念ながら重症筋無力症は未然に防ぐ手立てがありません。その代わり、ある程度の効果が期待できる治療法は存在します。
免疫抑制
発生源が免疫異常にある場合は、免疫抑制剤によって免疫系統の暴走を鎮めます。
アセチルコリンの働きをサポートする
重症筋無力症の治療には『抗コリンエステラーゼ薬』という薬剤もよく用いられます。これはアセチルコリンの働きをサポートする薬です。
尚、抗コリンエステラーゼ薬による治療では併せて免疫抑制剤やステロイドなどを用いることも多くあります。
腫瘍の切除
腫瘍が関与している場合は、切除可能であれば外科手術によって取り除く作業が行われます。
その他
重症筋無力症はいわば全身疾患です。各々の症状に合わせた対処療法も行われます。
例えば食べ物を飲み込む力が出ない場合はチューブ栄養を用いる、飲み込みができる場合は食器の角度を調整して食べやすくするなどです。
薬剤の反応は良い方
猫の場合は一連の薬物療法による反応が良いとされています。
どこが侵されているかにもよりますが、薬物療法をメインとし、必要に応じて手術を受けたりします。
まとめ
重症筋無力症は猫には稀な病気です。ただし、アビシニアン・ソマリ・シャム猫・スフィンクスは好発品種とされています。
この病気は予防することが困難な反面、ある程度治療法は確立されています。ここで重要なのが早期発見です。
愛猫の歩き方はいつも通りですか?疲れてすぐに横たわる仕草はありませんか?食べ物は正常に飲み込めていますか?よく観察してみてください。

