犬にまつわるギネス世界記録5つ

ギネス世界記録を獲得しているのは人間だけではありません。犬も体の大きさや寿命に関するものからスゴ技まで、多種多様な世界一の称号を手にしています。中には、長年破られていない伝説的な記録も。ここでは、犬にまつわるギネス世界記録の中から5つをご紹介します。
1.最も体高のある犬と低い犬
「存命中の最も体高のあるオス犬」としてギネス世界記録を保持しているのは、グレート・デーンのレジナルド(愛称レジー)くんです。レジーくんの床から肩までの高さ(体高)は100.7cmで、3〜4歳児の身長ほどもあります。
一方、「存命中の最も体高が低い犬」は、チワワのパールちゃん。体高はわずか9.14cmで、人間の手のひらに乗ってしまうほどのサイズ感です。
なお、「存命中の最も体高のあるメス犬」はグレート・デーンのミニーちゃん(体高97.5cm)が記録を保持しています。
3頭ともアメリカで暮らしており、レジーくんとパールちゃんは2025年に初対面を果たしています。体高差が約91cmもあるレジーくんとパールちゃんですが、仲良く過ごす微笑ましい姿が見られました。
2.史上最高齢の犬
29歳5カ月という「史上最高齢の犬」としてギネス世界記録を保持しているのは、オーストラリアン・キャトル・ドッグのブルーイちゃん。
実は2023年、ポルトガルで暮らしていたラフェイロ・ド・アレンティジョという犬種のボビくんが31歳で亡くなり、一度は記録が更新されました。ところがその後、ボビくんの年齢を裏付ける証拠が不十分と判断され、2024年にギネス世界記録の認定が取り消される事態に。
そのため、ブルーイちゃんが史上最高齢犬の記録保持者に返り咲く形になりました。1939年にブルーイちゃんが亡くなってから80年以上が経過していますが、今なお破られることのない大記録となっています。
3.100個の風船を最速で割る犬
「100個の風船を犬が割る最速時間」という、ユニークなギネス世界記録があります。
かつてこの記録を保持していたのは、ジャック・ラッセル・テリアのトゥインキーちゃん。2014年に、100個の風船を39.08秒で割る記録を残しました。
その驚異的な記録を塗り替えたのがカナダのウィペット、トビーくんです。トビーくんは、2017年に36.53秒で新記録を樹立。そのわずか1カ月後には28.22秒というタイムを叩き出し、自身の記録を更新しました。
床に敷き詰められた風船を次々に割っていく俊敏なトビーくんの姿は、実に圧巻かつ爽快です。
4.最も多くのテニスボールを口にくわえた犬
ボール遊びが好きな犬は多いですが、アメリカに住むゴールデン・レトリバーのフィンリーくんはボールへの熱量が桁外れです。
フィンリーくんは2020年になんと、一度に6個のテニスボールをくわえることに成功し、「犬がくわえたテニスボールの最多数」としてギネス世界記録に認定されました。これもまた、非常にユニークな快挙と言えるでしょう。
6個のボールを器用に口に収め、頬をパンパンに膨らませるフィンリーくんは、とても愛らしいのですが、どこか誇らしげにも見えます。
5.最も舌が長い犬
アメリカ在住のブル・マスティフとフレンチ・マスティフのミックス犬、オジーくんは、2025年に「存命中の最も舌が長い犬」としてギネス世界記録に認定されています。その舌の長さは19.89cm。ひとつ前の記録保持者、ボクサーのロッキーくんの13.88cmよりも約6cmも上回る記録です。
オジーくんの口からダラリと出る舌は非常にインパクトが強いですが、その長い舌で人や物を舐めることはあまりないそうです。
ちなみに、「史上最も舌が長い犬」としてギネス世界記録に認定されているのは、ボクサーのブランディちゃん。2002年に認定された記録はなんと、43cmです!果たして、この驚異的な大記録を破る犬は現れるのでしょうか。
3つのギネス世界記録を獲得した日本のビーグル

日本に、次々とギネス世界記録を打ち立てたスーパードッグがいたことをご存知でしょうか。それは、ビーグルのプリンちゃんです。
プリンちゃんは、飼い主さんとの日々のトレーニングによって磨かれた驚異的な運動能力やバランス感覚で、以下の3つのギネス世界記録を獲得しました。
1分間に犬と人が1本の縄跳びで飛ぶ回数:58回 1分間に犬が足でボールをキャッチした最多回数:14個 ボールに乗った犬が10m進む最速記録:9.45秒縄跳びの記録は更新されてしまったものの、ボールキャッチとボール乗りの記録については、現在(2026年6月)もプリンちゃんが記録保持者です。残念ながらプリンちゃんは2021年に天国へ旅立ちましたが、その活躍が色褪せることはないでしょう。

