食道がんを発症すると口臭が変化する原因
がん組織の壊死
食道がんでがんの組織が壊死したり、この壊死巣に感染が起こることで悪臭を放つことがあります。この悪臭成分が血液中に取り込まれ、息が独特な悪臭を放つようになります。
食べ物が停滞すること
食道がんになり内腔が狭くなって食べ物が通過しづらくなると、食べ物が食道や胃で停滞、発酵して臭うようになります。食べ物の腐敗臭のような臭いがおこることがあります。
消化器疾患の合併
食道がんは逆流性食道炎や胃炎、胃がんなど他の消化器疾患を合併することもあります。胃食道逆流症では胃酸のすっぱい臭いが感じられたり、胃炎や胃がんによる口臭が起こる可能性も考えられます。
「食道がんと口臭」についてよくある質問
ここまで食道がんと口臭などを紹介しました。ここでは「食道がんと口臭」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
胃がんも食道がん同様に発症すると口臭に変化がありますか?
和田 蔵人 医師
胃がんも食道がんと同様に、初期では口臭を感じることは稀です。しかし、進行すると、がんが壊死した臭い、壊死した組織に感染したときにおこる臭い、食べ物が通りづらくなることで胃に停滞し、腐敗したときの臭い、また胃酸が逆流するようになるとすっぱい臭いなどを感じることがあります。

