食事介助のコツとは?高齢の方が安全においしく食べるための手順や注意点を紹介!

食事介助のコツとは?高齢の方が安全においしく食べるための手順や注意点を紹介!

食べやすさを高める工夫と負担軽減

食べやすさを高める工夫と負担軽減

食事介助に役立つ福祉用具や食器にはどのようなものがありますか?

食事介助では、本人の身体機能に合った食器や自助具を使うことで、食べやすさが変わることがあります。主な福祉用具や食器には、以下のようなものがあります。

・縁に返しのある皿
・滑り止め付きの食器
・柄が太いスプーンやフォーク
・角度を調整できる自助具
・先端が薄いスプーン
・首を後ろに反らさず飲めるコップ
・ポケット付きの食事用エプロン

本人の状態に合わせて選ぶことで、食事のしやすさと介助のしやすさの両方につながります。

配食サービスや訪問介護など外部サービスの活用方法を教えてください

食事の準備や介助を一人で担い続けるのが難しいときは、外部サービスを活用する方法があります。主なサービスは以下のとおりです。

・配食サービス
やわらか食、きざみ食、とろみ食、ムース食など、噛む力や飲み込む力に配慮した食事を自宅まで届けてもらえます。

・訪問介護
ヘルパーが調理、配膳、食事介助、食後の片付けを行うことがあります。対応内容は介護保険の利用条件やケアプランによって異なります。

・デイサービス
昼食の提供や食事中の見守りを受けられるため、介護者が休息を取る時間の確保にもつながります。

無理を抱え込まず、必要な支援を取り入れることが継続の助けになります。

食事介助における介護者の負担を軽減する方法はありますか?

食事介助を続けるためには、介護者が無理をしすぎない工夫も欠かせません。

まず、食事前に飲み物、ティッシュ、おしぼり、予備のスプーンなどを手の届く場所にそろえておくと、立ち座りの回数を減らせます。介護者自身も椅子に座り、本人と目線を合わせて介助すると、姿勢が安定しやすくなります。

調理の負担を減らしたい場合は、市販の介護食やとろみ調整食品を活用する方法もあります。すべてを手作りしようとすると、心身の負担が大きくなることがあります。

また、「毎回完食しなければならない」と考えすぎないことも大切です。その日の体調や食欲に合わせて、食べられる量を無理なく摂ることを目標にすると、介助する側の気持ちにも余裕が生まれやすくなります。

編集部まとめ

編集部まとめ

ここまで食事介助のコツについてお伝えしてきました。食事介助の要点をまとめると以下のとおりです。

むせ込みや誤嚥を防ぐためには、上体を起こした姿勢を保ち、一口量や食べるペースに注意しながら、飲み込みを確認して介助する必要がある

食事を楽しんでもらうためには、声かけや見守りを行いながら、できる動作は本人に任せ、必要に応じて介護サービスや福祉用具を活用する

食事介助は、利用者の栄養摂取を支えるだけでなく、生活の質や食べる楽しみにも関わる大切なケアです。無理のない方法で介助を行い、気になる症状がある場合は医師や介護職など専門職に確認しましょう。

これらの情報が少しでも皆さまのお役に立てば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

参考文献

介護食作りインストラクター®(介護食資格)|日本インストラクター技術協会

食事介助のポイント|日本理学療法士協会

(図表)食事拒否での成功事例|厚生労働科学研究成果データベース

配信元: Medical DOC

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