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犬に『人間用のシャンプー』を使うとどうなる?考えられるリスクや注意点まで

犬に『人間用のシャンプー』を使うとどうなる?考えられるリスクや注意点まで

犬に人間用のシャンプーを使うことで考えられるリスク

シャンプーのボトル、青いタイル

愛犬の清潔と健康のために欠かすことのできないシャンプーですが、“人間用のシャンプーでも問題なさそう…”と思われる飼い主もいらっしゃるかもしれません。

実際に“人間用のシャンプーを使っても何も問題は起きない”と感じている飼い主もいらっしゃるかもしれません。

しかし、人間の皮膚と犬の皮膚とでは、構造や性質に大きな違いがあるため、人間用のシャンプーを犬に使うことには、様々なリスクが伴う可能性を考えることができます。

愛犬の体が汚れてしまったけど犬用のシャンプーを切らしてしまっていたから人間用のシャンプーを使った。犬用のシャンプーが足りずに人間用のシャンプーを足して使った。

このような場合のたった一度の使用では、皮膚の健康状態が良好な犬には、大きなトラブルは起きないこともあります。

しかし、繰り返し使用することによって、何らかの皮膚トラブルを招いてしまう恐れがある、ということも理解しておかなければなりません。

1.皮膚のバリア機能が低下する

犬に人間用のシャンプーを使うことで考えられるリスクは、皮膚のバリア機能が低下するかもしれないということです。

犬の皮膚は人間の皮膚よりも薄く、人間の1/3~1/5程度であるとされています。人間の皮膚よりも、犬の皮膚はより敏感で、小さな刺激にもダメージを受けやすいという特徴があります。

人間用のシャンプーは、犬の皮膚にとっては洗浄力が強すぎるため、皮膚の健康を守るために必要な皮脂までも洗い流してしまうことがあるのです。

そうすると、皮膚を守るためのバリア機能が低下し、外部からの刺激を受けやすい状態となり、乾燥・痒み・赤み・湿疹などの皮膚トラブルを招くことがあります。

2.皮膚のpHバランスが乱れる

皮膚に赤みのある

犬に人間用のシャンプーを使うことで考えられるリスクは、皮膚のpHバランスが乱れるかもしれないということです。

人間の皮膚は弱酸性であり、人間用のシャンプーは、弱酸性である人間の皮膚に合わせて作られています。

犬の皮膚は中性~アルカリ性に近い性質を持っており、弱酸性である人間用のシャンプーを使ってしまうと、皮膚のpHバランスを乱してしまうことがあります。

皮膚のpHバランスとは、皮膚の健康を守るため、外部からの刺激から守るための重要な役割を果たすものです。細菌の繁殖を防ぐ役割もあります。

犬の皮膚のpHバランスが乱れてしまうと、犬の皮膚に存在する常在菌のバランスも乱れ、悪さをするようになってしまい、皮膚炎や細菌感染のリスクが高まることがあります。

3.被毛が美しさや健康を失う

犬に人間用のシャンプーを使うことで考えられるリスクは、被毛が美しさや健康を失うかもしれないということです。

洗浄力の強い人間用のシャンプーを使うと、被毛がパサパサしたり、ツヤが失われたり、静電気が起きやすく、毛玉になりやすくなることがあります。

とくに長毛種である場合では、ブラッシングがしにくくなったり、引っかかりやすくなったり、愛犬に嫌な思いをさせてしまうこともあるでしょう。

愛犬のシャンプーをするときの注意点

頭に泡をのせた

様々なリスクを伴う恐れがあることから、人間用のシャンプーは使わず、犬用として販売されているシャンプーを使うようにしましょう。

また、犬用のシャンプーであっても、必ず愛犬の皮膚や被毛に合うとは限りません。シャンプー後、皮膚に痒みや赤みや湿疹は出ていないか確認するようにしましょう。

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