メリハリも必要
最後に、「節約する部分にメリハリをつける」ことを実践している人の声を紹介します。
「値上げラッシュで気持ちが暗くなりがちな日常には、たまにでいいので気持ちを明るくするような非日常的なイベントが必要だと考えています。直近では、クリスマスがそれに当たります。
クリスマスにはしっかりお金を使ってパーッと明るく過ごす。それによって、翌日からまた元気に過ごすことができます。そのお金を捻出するために、日常で節約をしていければ理想的かな、と考えています」(30代女性)
「生活を守るために節約をする」という考え方は守りの姿勢ですが、一方、「明るく暮らすためにイベントが必要。そのイベントの費用をためるために節約をする」となると、節約は守りではなく、果敢な攻めの姿勢となります。
似たところではこんな意見もありました。
「全国旅行支援を利用して旅行に行く計画を立てたのですが、まさか値上げがここまで長引くとは思っていませんでした。
旅行はもう決定したので行ってきます。ただしお財布がちょっと心配なので、旅行が終わるまでは頑張って節約生活です。まあ旅行に行ける楽しさを思えば、余裕で我慢できる節約です」(30代女性)
こちらも「旅行」という非日常のイベントをカンフル剤として、「節約」を前向きに乗り切ろうとする姿勢がうかがえます。
さまざまな要因によって続いている値上げラッシュですが、その苦境に打ちのめされることなく、それぞれの「節約術」を駆使して立ち向かう人たちの姿に、筆者も「自分も、もう少し頑張ってみようか」という気にさせられました。
