朝イチから触り多発!良型マルイカ好調
「第二十三たいぞう丸」は、7時少し前に出船して進路を南にとった。航程30分ほどで釣り場の「亀城根」に到着。山本真一船長は、マルイカの群れを素早く魚探で探し出し、「はいどうぞ、水深は60m」と投入の合図。皆一斉にオモリを海に投げ入れて仕掛けを投入する。
ここで気づいたことが1つ。ヤリイカやスルメイカ釣りと違い、オモリを前方に大きく放り投げる人は少ない。船縁から真下の海面にオモリを叩きつけるように落とす人もいる。これは仕掛けを一瞬でも早く着底させたいがための作戦だ。イカ釣りは群れの移動が早いことが多く、仕掛けをできる限り短時間で送り込む努力が重要になる。左舷胴の間(中央)で船中1杯目のマルイカが釣れた。続いて左舷ミヨシ(船首)でムギイカ(スルメイカの幼体)、右舷側でもポツリポツリと釣れて、好調な滑り出しとなる。
潮が弛み、ダブル連発!サイズアップの時合い到来
中盤、「潮が速いし、群れの移動も速いので、スッテの数を減らして3~4本に。慣れない人は3本でOKです」と、山本船長からマイクでアドバイス。左舷ミヨシのエキスパートに話を聞くと、「群れの移動が速くて、仕掛けの着底が間に合ってないんです。スッテを1本減らせば、その分だけ速く落ちます。ほんのわずかな時間短縮ですが、それで乗ったりする。そのため、オモリも皆さんが50号のところを60号にしたりします。また、マルイカの〝触り(アタリ)〟はスッテが少ないほど分かりやすい。少ないスッテで手返し良く釣ったほうが、数が伸びることも多いですね」とのこと。
後半になると、潮が弛み、仕掛けが群れの中に入っている時間が長くなった。魚探の反応は縦に伸び上がり、マルイカが掛かるタナも高めに。すると釣れる型が良くなり、この日一番の時合いが到来した。

