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「緑色の下痢が出る」症状が起きた時の”3つの対処法”はご存じですか?医師が解説!

「緑色の下痢が出る」症状が起きた時の”3つの対処法”はご存じですか?医師が解説!

緑色の下痢の症状が特徴的な病気や正しい対処法はどのようなものでしょうか。メディカルドック監修医が緑色の下痢の症状が特徴的な病気・疾患と正しい対処法について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「緑色の下痢」が出たら何のサイン?医師が原因や可能性がある病気も解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

齋藤 雄佑

監修医師:
齋藤 雄佑(医師)

日本大学医学部を卒業。消化器外科を専門とし、現在は消化器外科、消化器内科、産業医を中心に診療を行っている。現在は岩切病院、永仁会病院に勤務。
日本外科学会外科専門医。日本医師会認定産業医。労働衛生コンサルタント。

「緑色の下痢」症状が特徴的な病気・疾患

ここではメディカルドック監修医が、「緑色の下痢」に関する症状が特徴の病気を紹介します。どのような症状なのか、他に身体部位に症状が現れる場合があるのか、など病気について気になる事項を解説します。

ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎は、ノロウイルスやロタウイルスなどが原因で発症します。腸の粘膜がダメージを受け、消化吸収機能が低下することで、黄色から緑色の水様便が出ることがあります。特に冬場に流行しやすく、嘔吐や発熱を伴うのが特徴です。特効薬はないため、対症療法が中心となります。脱水を防ぐための水分補給と整腸剤の服用を行い、自然治癒を待ちます。症状が重い場合は、点滴治療などが必要になるため、内科や消化器内科を受診してください。

細菌性腸炎

サルモネラ菌、カンピロバクター、病原性大腸菌などの細菌感染によって引き起こされる腸炎です。汚染された食品(鶏肉や卵など)を摂取することで感染し、激しい腹痛、粘液や血液の混じった緑色の便、発熱が見られることが特徴です。水分補給と安静が基本ですが、菌の種類や症状の程度によっては抗生物質の投与が必要となる場合があります。食中毒の可能性が高いため、早めに消化器内科を受診し、適切な診断を受けることが重要です。

食中毒

細菌やウイルス、寄生虫などが付着した食品を食べることによって起こる健康被害の総称です。緑色の下痢は、特にサルモネラ属菌による食中毒で特徴的に見られることがあります。原因となる食事をしてから数時間から数日の潜伏期間を経て発症します。治療は原因物質の排除と脱水補正が主となります。毒素を出し切る必要があるため、強い下痢止めの使用は慎重に行わなければなりません。症状が急速に進行することもあるため、早急に医療機関へ相談してください。

「緑色の下痢」の正しい対処法は?

ここでは緑色の下痢に対する正しい対処法を解説します。

食中毒などの病気が原因で緑色の下痢症状が起きている場合

食中毒や感染症が疑われる場合は、体内の病原菌や毒素を排出しようとする反応として下痢が起きています。そのため、市販の強力な下痢止め(腸の動きを止める薬)を安易に使用するのは避けてください。まずは経口補水液などで水分と塩分を補い、消化器内科を受診して、医師の指示のもとで整腸剤や適切な薬を処方してもらうことが、結果的に早い回復につながります。

病気以外が原因で緑色の下痢症状が起きている場合

病気以外の暴飲暴食や冷え、食品の色素が原因と考えられる場合は、腸を休めることが最優先です。食事を1食抜く、あるいはお粥やうどんなどの消化に良いものを少量摂取するようにし、お腹を温めて安静に過ごしましょう。カフェインやアルコール、脂っこい食事は控えてください。数日様子を見ても便の色や性状が戻らない場合は、念のため受診することをおすすめします。もし、抗生物質などの治療後に緑色の便が出た場合には、その治療の中止などを検討するため、医療機関にご相談下さい。

緑色の軟便が出るときに下痢止めや整腸剤を服用しても良い?

乳酸菌やビフィズス菌などが含まれる「整腸剤」であれば、腸内環境を整える作用があるため、服用しても問題ないケースが大半です。しかし、「下痢止め(止瀉薬)」に関しては注意が必要です。前述の通り、感染性の下痢に対して下痢止めを使うと症状を悪化させるリスクがあるため、自己判断での服用は避け、医師や薬剤師に相談してから使用するようにしてください。

配信元: Medical DOC

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