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『同居する猫の死』を猫はどう感じているの? 起こりうる変化や飼い主ができるケア方法まで

『同居する猫の死』を猫はどう感じているの? 起こりうる変化や飼い主ができるケア方法まで

猫は同居猫の死を理解しているの?

遠くを見る猫

猫が人間のように「死」という概念を理解しているかどうかは、今のところはっきり分かっていません。ただし、いつも一緒にいた猫が急にいなくなったこと、家の中のにおいや音が変わったこと、飼い主の表情や行動がいつもと違うことには気づいている可能性があります。

そのため、猫に起こる反応は、「死を理解した悲しみ」というより、仲間の不在や生活環境の変化による不安、混乱、ストレスとして表れていると考えると分かりやすいです。反応の出方には個体差がありますが、まったく何も感じていないとは言い切れません。

同居猫を亡くした猫に起こりうる変化

ごはんを残す猫

同居猫を亡くしたあと、残された猫の行動や体調に変化が出ることがあります。ただし、すべての猫に同じ反応が出るわけではありません。

性格、亡くなった猫との関係、年齢、もともとの生活スタイルによって、表れ方はかなり変わります。

亡くなった猫を探すような行動をする

いつも一緒にいた場所、寝ていたベッド、窓辺、トイレの近くなどを何度も見に行くことがあります。

家の中を歩き回ったり、においを嗅いだりするのも、居場所を確かめているような行動として見られることがあります。猫なりに「いつもの相手がいない」ことへ戸惑っているのかもしれません。

飼い主に甘えるようになる

これまでより飼い主のそばにいる時間が増えたり、後をついてきたり、膝に乗りたがったりすることがあります。

こうした行動は、不安な気持ちを飼い主との接触で落ち着かせようとしている可能性があります。

食欲が落ちる

仲間がいなくなったことや環境の変化によって、ごはんの量が減ったり、食いつきが悪くなったりすることがあります。

ストレスが背景にある場合もありますが、体調不良が隠れている可能性も否定できません。食べた量や体重の変化は、できるだけ確認しておくことが大切です。

よく鳴く・鳴き方が変わる

家の中を歩きながら鳴く、大きな声で鳴く、夜に鳴くようになるなど、今までと違う鳴き方が見られることがあります。

これは、同居猫を探している、不安を訴えている、飼い主に反応してほしいと伝えている可能性があります。急に鳴き方が変わったときは、その背景を見てあげたいところです。

引きこもる・静かに過ごす時間が増える

お気に入りの場所から出てこない、遊びに誘っても反応が薄い、寝ている時間が増えるといった変化もあります。

一見すると元気がないように見えますが、猫にとっては気持ちを落ち着け、状況を理解するための時間である場合もあります。無理に引っ張り出そうとせず、安心できる場所で過ごせるようにしてあげることが大切です。

トイレの回数や排泄に変化が出る

ストレスがかかると、排尿や排便の様子に変化が出ることがあります。トイレの回数が増える、減る、粗相が出る、便がゆるくなるなど、いつもと違う様子が見られることがあります。

何度もトイレに行くのに尿が全く出ていない、あるいは極端に少ない(尿閉)、血尿がある、重篤な下痢が続くといった場合は、数日様子を見るのではなく、一刻も早く動物病院を受診してください。

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