Rから届いたLINEの言葉
そんなある日、彼女からメッセージが届きました。
「愚痴ばかりでごめんね、子育てで忙しいのに」
その言葉を見て、私は返信していなかったことに気づき、慌てて「こちらこそごめんね」と返しました。
そして、ふと思ったのです。
変わったのはRではなく、私のほうだったのかもしれない、と。
学生時代は、恋愛や友人関係の話題で何時間でも盛り上がっていました。誰かの愚痴を聞くことも、友達同士の大切な時間だった気がします。
でも出産後の私は、家族や仕事、自分の暮らしを整えることで頭がいっぱいです。
環境が変われば、大切にしたいことも、心地よい距離感も変わっていくのでしょう。
昔と同じ関係でいられなくても、お互いが無理をせず付き合える。それが今の私にとって、ちょうどいい距離なのかもしれない。そう思うと、少し気持ちが軽くなったのでした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:大空琉菜
受付職を経て、出産を機に「子どもをそばで見守りながら働ける仕事」を模索しライターに転身。 暮らしや思考の整理に関するKindle書籍を4冊出版し、Amazon新着ランキング累計21部門で1位に輝く実績を持つ。 取材や自身の経験をもとに、読者に「自分にもできそう」と前向きになれる記事を執筆。 得意分野は、片づけ、ライフスタイル、子育て、メンタルケアなど。Xでも情報発信中。

