カフェインを上手に摂取するには?
Q.カフェインを無理なく摂取する場合、どうすればよいのでしょうか。適切な摂取方法について、教えてください。
前田さん「コーヒーは、飲み方を少し工夫するだけで体への負担を減らすことができます。まずおすすめしたいのは、『空腹で飲まないこと』です。朝起きてすぐではなく、朝食と一緒、または朝食後に飲む方が胃にやさしくなります。
どうしても時間がない時は牛乳や豆乳を混ぜてソイラテ・カフェラテにすることで、胃粘膜への刺激を和らげることができます。
また、水分補給の代わりにコーヒーだけを飲むのはおすすめできません。コーヒーには利尿作用があるため、大量に飲むと水分が不足しやすくなることがあります。特に夏場は汗をかきやすいため、水や麦茶、スポーツドリンクなども一緒に飲み、小まめに水分を補給しましょう。飲む量の目安としては、健康な成人であれば1日2~3杯程度であれば問題ないことが多いとされています。
ただし、個人差が大きいため、『飲むと眠れない』『胃が痛くなる』『頭が痛くなる』『動悸がする』という場合は、無理に飲む必要はありません。
最近では、カフェインをほとんど含まない『デカフェ(カフェインレスコーヒー)』も種類が豊富に販売されています。コーヒーの香りや味を楽しみたいけどカフェインが気になる人には、こうした選択肢もおすすめです。
そして、『眠気覚ましのためだけ』にコーヒーに頼り過ぎないことです。『しっかり睡眠を取る』『朝食を食べる』『朝日を浴びる』『軽く体を動かす』といった生活習慣も、朝の目覚めを良くするためにはとても大切です。
コーヒーは毎日の生活を豊かにしてくれる健康的な飲み物ですが、『たくさん飲むほど健康に良い』というものではありません。ご自身の体質や体調に合わせて、無理のない範囲で楽しむことが、健康的なコーヒーとの付き合い方と言えるでしょう」
