今回は、Yさんの弟が中学生だった頃に経験した、今振り返ると信じられないような部活動での出来事をご紹介します。
「根性」が何より優先された時代
Yさんの弟は中学校で男子バレー部に所属していました。
当時の部活動では、練習中の水分補給は禁止。真夏の炎天下でも自由に水を飲むことは許されず、「根性が足りない」が合言葉のような環境だったそうです。
さらに、プレーでミスをすると顧問からビンタを受けることもありました。
一人が失敗すると全員が連帯責任として罰を受けることも当たり前だったといいます。
当時の生徒たちは、「部活とはそういうものだ」と思い込み、疑問を抱くことすらなかったそうです。
練習試合で起きた出来事
そんなある日、他校との練習試合中に事件が起きました。
試合中にミスをした生徒に対し、顧問が激怒したのです。
大勢の前で怒鳴りつけたうえ、ズボンを脱いで校内を走るよう命じたといいます。
さすがにその光景を見た他校の関係者も驚き、問題視されることになりました。
結果として顧問はしばらく謹慎処分を受けたそうです。
しかし当時は今ほど体罰への認識が厳しくなく、その後は何事もなかったかのように現場へ戻ってきました。
生徒たちも「そういう先生だから」と受け入れるしかなかったといいます。

