梅雨らしい梅雨となった今年の梅雨。強烈な日差しが降り注ぐ梅雨の晴れ間が少なく、比較的過ごしやすい日が続いてきたため、本格的な暑さに体が慣れていない方が多いかもしれません。急激に気温が上がると心配になるのは熱中症です。そうならないためには、体が暑い環境に慣れ、暑さへの耐性が高まる「暑熱順化」(しょねつじゅんか)が大切です。
体が暑さに慣れていないと、体内の熱を効果的に逃がすことができず、体温調整がうまくいかなくなるケースがあります。体内に熱がたまって体温が上がると、熱中症になってしまいます。熱中症は命にかかわることもあるほど危険な症状。梅雨明け直後はとくに注意が必要な時期です。
人間は発汗や、皮膚の血管の拡張によって熱を逃し、体温を調節しています。これがうまく機能しないと熱中症につながります。なので、暑さが本格化する前に、体を暑さに慣らし、暑熱順化することが大切になります。
ポイントは汗をかくこと。暑熱順化には個人差がありますが、数日から2週間程度かかると言われていますので、思い立ったらすぐ対策を始めましょう。
◆日常生活で無理なくできる暑熱順化
①ウォーキング
少し汗をかくように週5回30分くらい。通勤前や帰宅前に1駅分歩く方法も
②ジョギング
週5回15分程度。久しぶりに走る人はスローなペースから始めましょう。
③サイクリング
週5回こちらも30分程度。
④ストレッチング
じっくりと筋肉を伸ばしながら。週5回30分くらい。
⑤入浴
シャワーだけでなく、湯船につかりましょう。ぬるめの湯に少し長めに。
注意したいのは、運動や入浴の前にしっかり水分、塩分補給をすること。また、気候や自身の体調に合わせ、無理のない範囲で体を動かすのが大切です。体への大きな負担を避けるため、朝夕の比較的過ごしやすい時間帯に運動することがおすすめです。日差しがある屋外で体を動かすときは、帽子をかぶることを忘れずに。

