「お酒を吐く」についてよくある質問

ここまでお酒を吐くについて紹介しました。ここでは「お酒を吐く」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
お酒を吐くと体内のアルコールは抜けるのでしょうか?
岡本 彩那 医師
お酒を飲んでいるときに嘔吐したとしても、それはまだ吸収されずに胃に残っているアルコールを外に出すことにしかなりません。アルコール自体は胃や小腸で速やかに吸収されてしまいますし、吸収されたアルコールは吐いても体外に出ていくことはありません。吐いたときに「楽になった」と感じることはあるかもしれませんが、「アルコールが抜ける」というよりは「これ以上吸収されないようにする」という形になり効果は限定的です。もちろんアルコールを飲んでからしばらく時間経過していた場合は既にアルコールが吸収された後になるため、吐いても効果がありません。
まとめ
飲み会、歓送迎会、忘年会、新年会・・・と様々な場面で場を盛り上げ、楽しくおいしく飲むお酒ですが、限度をすぎてしまうと嘔気嘔吐等を含め様々な症状を引き起こします。気持ち悪くなってしまいせっかくの楽しい時間が台無しになった、ということを経験した人も少なくないでしょう。アルコールによる症状の出方は人それぞれであり、どのぐらいで限界を迎えるかも人それぞれです。せっかくのおいしいお酒なのであれば、自分の限度を把握し、節度を守って楽しみましょう。
また、周りに吐いているだけではなく、意識が悪くなっているなど少しでもおかしいと感じる人がいれば、たかがお酒と侮らずに救急車を呼ぶなど対応しましょう。

