地上波連ドラ初主演で見せた、色気漂うシリアス演技
最後に紹介するのが、2009年に放送された自動車メーカーのCMに「こども店長」として出演し大ブレイクした加藤清史郎だ。1歳1ヶ月で子役デビューした加藤は、長く低迷した時期もあったが、2023年放送のドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)や、2025年放送の『放送局占拠』(日本テレビ系)で再注目されていた。春ドラマでは『君が死刑になる前に』(読売テレビ・日本テレビ系)で主演を務め、落ち着いた雰囲気の演技を見せていた。同作は、過去と未来をタイムスリップしながら凶悪事件の謎を解く本格サスペンスで、加藤はこれが地上波連続ドラマ初主演となった。
加藤が演じた坂部琥太郎は、映画監督になる夢を断念したうだつがあがらないフリーターなのだが、洞察力にすぐれ冷静沈着に物事を見られるキャラだ。シリアスな演技を加藤がしっかりと見せ、高い実力を発揮している。シーンに合わせた表情の作り込みもうまく、表現力の高さを見せつけた。
そんな加藤だが、7月1日から放送がスタートした夏ドラマ『スピナーベイト』(フジテレビ系)でも主演を務めている。2クール連続の地上波連ドラ主演という快挙となり、こちらではどんな演技を見せてくれるのか注目だ。
今回、3人の元天才子役がそろってドラマ出演したが、筆者が特に注目したいのは鈴木だ。『惡の華』『コンビニ兄弟』『禍禍女』では、どの作品でもキャラの違う役を丁寧に演じ分けてみせた。
タレントとして人気で好感度が高いだけに、俳優としても再ブレイクする可能性が高い。ミュージカル『RENT』でどんな演技を見せてくるのか、今後の鈴木の活躍に期待したい。
<文/ゆるま小林>
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【ゆるま 小林】
某テレビ局でバラエティー番組、情報番組などを制作。退社後、フリーランスの編集・ライターに転身し、ネットニュースなどでテレビや芸能人に関するコラムを執筆

