夏休みに向けて「キャンプに行くのもいいな」と思い、近場のアウトドアショップに立ち寄ったときのことです。防災用品としても使えるものをそろえておきたいと思い、店員さんに話を聞きながら商品を見ていました。そこで気になったテントを見つけ、実物を確認しようとしたところ、思いがけない光景を目にすることになったのです。
気になったテントを見つけて
その日は、キャンプ用品を見ながら、防災時にも役立ちそうな道具を少しずつそろえたいと考えていました。店員さんに説明を聞きつつ、実際に商品を手に持ったり、触ったりしながら確認していたところ、ちょうどよさそうな大きさのテントが目に入りました。
「これを広げたものはありますか?」「価格はいくらですか?」などと店員さんと話していると、奥のほうから別の店員さんが声をかけてくれました。
「向こうの入口付近に、色違いですが同じタイプのものがありますよ。よかったら見てください」と言われ、私は店員さんと一緒に、その展示テントのほうへ向かいました。
テントの中から聞こえた寝息
実際に展示されているテントを見ると、思っていたより少し大きいかもしれないと感じました。近づいて中の広さを確認しようとしたそのとき、テントの中から人の気配がしたのです。
耳を澄ますと、スースーという寝息のような音が聞こえました。店員さんも異変に気付いたようで、慌てて中を確認しました。
すると、なんとテントの中には中学生くらいの子どもたちが3人、寝ていたのです。しかも、スナック菓子やペットボトルまで持ち込んでおり、まるで自分たちの部屋のようにくつろいでいました。店員さんも驚いた様子で、その後すぐに店長さんもやってきました。

