胸にズキっときた一言
離乳食に奮闘し、夜泣きに付き合い、公園へ連れ出し、家事もこなす。育児も家事も毎日必死でやっている私にとって、「暇」の一言は胸に深く刺さりました。専業主婦という選択を、まるごと否定されたような気持ちになったのです。その場は笑って流したものの、家に帰るとじわじわと怒りがこみ上げてきて。しばらく考えた末、次に同じことを言われたらはっきり伝えようと、静かに決意しました。
静かに、でもはっきりと伝えた言葉
そして案の定、また似たような発言があったとき、私は感情的にならず、落ち着いた声でこう言いました。「専業主婦も、ずっと必死だよ。暇だったことは一度もないけどな」。Aさんはバツが悪そうに黙り込み、それ以降は同じような発言はなくなりました。その後、自然と距離が開いていきましたが、不思議と後悔はありませんでした。
無理に関係を続けなくていい。自分の選択を「暇」と決めつけ、繰り返し馬鹿にするような人とは、一緒にいなくていいんだと気づかせてもらえた出来事でした。どんな生き方を選んでも、それぞれが精一杯生きている。そのことを、改めて胸に刻みました。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2026年6月】
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※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

