「バリウム検査」の見方と再検査が必要な所見・結果
以下のような診断結果の場合にはすぐに病院に受診しましょう。
「バリウム検査」の判定区分と結果の見方
胃バリウム検査の読影判定区分は下記のようになっています。
カテゴリー1:胃炎・萎縮の無い胃 → 精検不要
カテゴリー2:慢性胃炎を含む良性病変 → 精検不要
カテゴリー3a:存在が確実でほぼ良性だが、生検が必要な所見 → 要精検
カテゴリー3b:存在または質的診断が困難な所見 → 要精検
カテゴリー4:存在が確実で悪性を疑う所見 → 要精検
カテゴリー5:ほぼ悪性と断定できる所見 → 要精検
「バリウム検査」の再検査基準と内容
バリウム検査の判定で3a〜5の判定の場合、内視鏡検査での精密検査が勧められます。バリウム検査では、病変の性状の詳細がわかりづらく、病変の生検(病理検査)が行えずがんの確定診断ができないためです。このため、所見があった場合には早めに内視鏡検査を行うことが勧められます。まず、バリウム検査の結果をもって消化器内科で相談をしましょう。
「バリウム検査とコーヒー」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「バリウム検査とコーヒー」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
バリウム検査当日にコーヒーを飲むと検査にどのような影響がありますか?
和田 蔵人 医師
バリウム検査当日にコーヒーを飲むことで胃が刺激され、胃酸の分泌が多くなりバリウムが胃粘膜につきづらくなると、検査が正確にできなくなります。
バリウム検査の直後にコーヒーを飲んでしまいましたが、大丈夫ですか?
和田 蔵人 医師
バリウム検査の直後にコーヒーを飲んでも問題はありませんが、コーヒー以外の水分も多く摂り、脱水に注意しましょう。
胃がん検診の前日はカフェラテやエスプレッソの制限はありますか?
和田 蔵人 医師
胃がん検診の前日にカフェラテやエスプレッソの制限は特にありませんが、多く飲み過ぎると翌日の検査の際に脱水となる危険性があるため注意しましょう。
胃のバリウム検査の後、何時間経ったらカフェイン飲料を飲んでも問題ないでしょうか?
和田 蔵人 医師
胃のバリウム検査のすぐあとにカフェイン飲料を飲んでも問題はありませんが、多く飲み過ぎると脱水を招く可能性があります。このため、少量にとどめなるべくカフェインの含まない水分を多く摂取しましょう。
コーヒー味のバリウムがあると聞きましたが選べるのでしょうか?
和田 蔵人 医師
バリウム検査でコーヒー味のフレーバーを使用することもあります。しかし、検査機関によってもフレーバーを使用するか、またフレーバーがどんな種類があるかは異なります。詳しくは検査機関に問い合わせましょう。

