
琉球びんがた
地域の文化資産づくりを支援している「かぜつち」は、沖縄県那覇市の「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 那覇」と連携し、琉球の魅力を存分に体感できる新しい文化体験プログラム「琉球エクスペリエンス」を7月10日(金)よりスタートした。
重要無形文化財の美と技にふれる旅
「琉球エクスペリエンス」では、琉球王朝時代から貴族や王族の衣装として愛され、沖縄の豊かな自然や風土を色鮮やかに表現してきた「琉球びんがた」に着目した企画である。第一線で活躍する職人のもとで歴史や技法に触れる「びんがた工房見学」と、実際に作品作りを楽しめる「びんがた染め体験」の2つのプログラムを用意している。
また、各プログラムで心ゆくまで堪能できる専用の宿泊プランも販売する。単なる観光体験にとどまらず、歴史に磨かれた伝統技法を深く体感できる旅を提供。沖縄の美意識を「見て、触れて、心で感じる」唯一無二のひとときを楽しむことができる。
観光消費を工芸継承の財源に

琉球びんがたの制作風景
「琉球びんがた」は、琉球王国時代から受け継がれた沖縄独自の染色技術であり、国の重要無形文化財にも指定されている。しかし現在、制作に欠かせない筆や型紙といった道具や素材の価格が高騰しており、道具を十分に確保できなければ技術の継承そのものが困難になりかねない。
こうした工芸産地の課題に対し、「観光消費を工芸継承の財源に変える」という発想のもと体験プログラムを企画。収益の一部を工房の課題解決に直接還元する仕組みを構築を目指している。参加者の体験代が職人の道具となり、技術が次世代へ引き継がれるという循環を生み出していく。
