
長野市、長野市幼稚園・認定こども園連盟、長野市私立保育協会、およびキャリアフィールドの4者が7月6日(月)に締結した連携協定に基づく具体施策の第1弾として、長野市内の高校生(全学年)を対象とした「夏休み1日せんせい体験」の受付が開始された。
同プログラムには、長野市内の幼稚園・認定こども園・保育園から、公立・私立合わせて71園が参加。幼稚園・保育園、行政、民間企業が連携し、地域一体で未来の保育人材を育てる取り組みだ。
参加希望者は、特設ページから希望する園を選んで直接申し込もう。
将来の保育人材育成の課題
近年、全国的に保育士養成校の学生減少や募集停止が相次いでいるそう。その背景には、18歳人口の減少だけでなく、過去のネガティブな報道などによって形成された、保育業界に対する古いイメージや誤解もあるという。
高校生自身が保育の仕事に関心を持っていても、保護者の不安や高校での進路指導上の懸念から、進路選択をためらうケースもあるのだとか。このような、いわゆる「親ブロック」「進路指導ブロック」をどのように乗り越えるかは、将来の保育人材を地域で育てていくうえで重要な課題となっている。
また、全国の自治体で高校生向けの職業体験が行われる一方、体験後の進路選択や将来の就業まで、継続的につなげていくことも課題となっているようだ。
保育の仕事や職場環境を具体的に理解できる職業体験

今回のプログラムでは、主催である「長野市幼稚園・認定こども園連盟」と「長野市私立保育協会」が中心となり、ただ子どもと遊んで終わるのではなく、高校生が保育の仕事や職場環境を具体的に理解できる職業体験を設計している。
周囲の大人の誤ったイメージを払拭し、確実な進路設計を見据えたアプローチを行うことで、将来の進路選択につなげることを目指す。
