まさかの友人の一言で我に返る
困り果てていたその時、同席していたM美が「私も最初は迷ったけど、ローンを組んで入会してみて本当によかったと思ってる」と言いました。その一言でY子は急に冷静になりました。
よく考えれば、無料体験レッスンを受けただけで数十万円の契約を即決する必要はありません。むしろ焦らせるような説明に違和感を覚えました。Y子はその場で「契約しません」ときっぱり伝え、離席しました。M美と担当者は残念そうな顔をしていましたが、それ以上引き止められることはありませんでした。
『無料』ほど慎重になるべき
後日、Y子はインターネットで教室の口コミを調べたところ「無料体験後に高額契約を勧められた」「断るのが大変だった」という声をいくつも発見。
もちろん契約自体に問題があったわけではありません。しかし、無料という言葉だけを信じて下調べをしなかったことを反省し「あの日、勢いでサインしていたら今頃後悔していたかもしれない」と振り返りました。
それ以来、無料体験やお得なキャンペーンを見るたびに、まず契約条件を確認する癖がつきました。
結局いちばん高くつくのは、“無料だから大丈夫”という思い込みなのかもしれません。信頼できる友人からの誘いでも、契約内容や条件を自分で確認する大切さを改めて学んだエピソードでした。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2026年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材又は体験した実話です。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※本記事内の画像はイメージです。実在の人物・製品・ブランドとは関係ありません。
FTNコラムニスト:Miwa.S
事務員としてのキャリアを積みながら、ライター活動をスタート。持ち前の聞き上手を活かし、職場の同僚や友人などから、嫁姑・ママ友トラブルなどのリアルなエピソードを多数収集し、その声を中心にコラムを執筆。 新たなスキルを身につけ、読者に共感と気づきを届けたいという思いで、日々精力的に情報を発信している。栄養士の資格を活かして、食に関する記事を執筆することも。

