クローゼットの湿気対策として、床にすのこを敷く方法を見かけたことはありませんか。
「通気性がよくなってカビ予防になる」といわれていますが、実際にどれくらい効果があるのか気になりますよね。
見た目では違いが分からず、本当に必要なのか迷っている人も多いはず。
そこで、同じ条件のクローゼット2つのうち、1つにはすのこを敷き、もう一方には何も敷かずに湿度を比較しました。
丸1日かけて検証した結果、湿度にどのような違いが出たのか、写真とともに詳しく紹介します。
湿気対策にすのこは有効?丸1日かけて検証してみた!
すのこだけで、クローゼット内の湿度にどれくらいの変化が現れるのでしょうか。
検証前の湿度を計測
今回は、同じ部屋にある同じサイズのクローゼット2つで検証しました。どちらも一度中身をすべて取り出し、できるだけ同じ条件になるように調整。
それぞれを【A】【B】のクローゼットとして湿度を測定します。
撮影:grapeライフハック編集部
検証開始時の湿度は、【A】が74%、【B】が73%でした。
撮影:grapeライフハック編集部
スタート時点ではほぼ同じ湿度だったため、この状態から比較を始めます。
【A】すのこを敷いて荷物を収納する
撮影:grapeライフハック編集部
【A】のクローゼットには木製すのこを敷き、その上に空のスーツケース、衣類が入った収納袋、羽毛布団が入った収納袋を並べました。
撮影:grapeライフハック編集部
すのこの下にはしっかり空間ができており、空気が通りやすそうな状態になっています。
撮影:grapeライフハック編集部
【B】もう一方には何も敷かずに荷物を収納する
撮影:grapeライフハック編集部
【B】のクローゼットには、荷物を床へ直置きして収納。荷物の種類や量は、もう一方のクローゼットとほぼ同じです。
扉を閉めて丸1日放置する
撮影:grapeライフハック編集部
どちらのクローゼットも扉を閉め、丸1日放置します。
途中で荷物を動かしたり扉を開けたりせず、同じ環境を維持できるようにしました。
【結果】想像以上に差がついた!
丸1日後に湿度を測定したところ、すのこを敷いた【A】のクローゼットは70%、何も敷かなかった【B】のクローゼットは75%という結果になりました。
撮影:grapeライフハック編集部
検証開始日は雨、測定日は晴れだったため天候の影響も考えられますが、【A】は湿度が4%下がり、【B】は2%上昇しています。
本記事の検証では、すのこを敷いたほうが湿度が低く保たれる結果となりました。
さらに床に手を触れてみると、【A】はさらっとした感触だったのに対し、【B】はややじめっとした感覚。
撮影:grapeライフハック編集部
この結果だけで「必ず除湿効果がある」とは断定できませんが、床との間に空気の通り道を作ることで、湿気がこもりにくくなる可能性は十分に感じられます。
| 比較項目 | 【A】(すのこあり) | 【B】(すのこなし) |
|---|---|---|
| 検証開始時の湿度 | 74% | 73% |
| 丸1日後の湿度 | 70% | 75% |
| 湿度の変化 | ◎ 4%低下 | △ 2%上昇 |
| 床の感触 | ◎ さらっとした感触 | △ ややじめっとした感触 |
| 総合評価 | ◎ 湿気がこもりにくい印象 | ○ 湿気が残った |

