育児に追われ、「なんで私だけ大変なの!?」と不満を募らせていた筆者の知人。ある夜突然起きた異変が夫婦の関係を大きく変えていくことになるとは──。
すべて妻任せ
子どもが2人とも未就学児だった頃、私は毎日とにかくイライラしていました。
夫は仕事柄、帰宅が遅く、休日も疲れた顔で寝てばかり。
共働きをしているにもかかわらず、育児はほとんど私が担っていたのです。
「私ばっかり大変」と何度も不満に思い、都度怒りをぶつけていたものの、夫はとにかく疲れているのかあまり話を聞いてくれず、その場限りの返事ばかり。
数日間だけ育児に協力したかと思いきや、すぐに疲れたと言い自室にこもってしまうのでした......。
そんなある金曜の深夜、トイレに起きると廊下で夫がうずくまっているのを発見したのです!
夫の異変
顔面蒼白で脂汗をかき、大声で声をかけても反応が鈍いまま。
慌てて救急車を呼び病院を受診した結果、過労と重度の胃炎だと判明しました。
病院で医師から
「かなり無理していたはずです」
と言われ、確かに疲労が溜まっていそうではあったものの、こんなに悪い状態とは思っていなかったので驚いた私。
夫は家では何も仕事の話をしていませんでしたが、実際は職場で人員不足の穴埋めをしていたそう。
「家族に心配をかけたくなかった」
「でもそのせいで君にたくさん育児の負担をかけてしまって、結局こんな騒ぎになって申し訳ない」
そう首を垂れて涙をこぼす夫に、私は言葉を失いました......。

