ようやく休憩時間に
ようやく待ちかねた休憩時間に入り、私はまず、道場に置いてある鏡で自分の姿を確認。やはり、長時間の激しい運動によって経血漏れをしており、白い袴が赤く染まっていました。
こうなったら仕方ありません。私は恥ずかしさをこらえつつ、勇気を出して顧問の男性教師に事情を説明。その後、学校の体操着に着替え、私だけ練習は中止となりました。
私が急に着替え始めたので、練習をしていた周りの子たちは「どうしたんだろう」と、不思議な表情に。当時、思春期だった私は、かなりバツが悪くていたたまれなかったです。
この出来事があってからは、たとえ練習中であっても周りに気をつかいすぎず、ナプキンを替えたいときは遠慮せず顧問に申し出て、トイレへ行くようになりました。加えて、自分の体は自分が気づかってあげるしかないのだとわかり、生理痛がひどいときには練習を休むなど、自分の体をいたわるように。失敗談ではありますが、時には「人より自分を優先していい」のだと思える、いい機会になりました。
文:とう たまる/女性
イラスト:アゲちゃん
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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