『相性の良い猫』を見極めるポイント4選
猫を迎えるうえで重要なことは何だと思いますか。覚悟?経済力?愛情?もちろんどれも重要です。
そこにもう1つプラスする要素があるとすればどうでしょうか。意外と『相性』に重きをおく方は少ないかもしれません。でも、これこそが"最も大切なポイントになる"といっても過言ではないと思うのです。
今や猫の平均寿命は、完全室内飼育の場合は15歳〜16歳。もっと長生きする猫も珍しくはないので、20年近く苦楽を共にすることになります。そうなると"馬が合う猫"のほうが断然上手くいくはずです。
ということで今回は、『あなたと相性が良い猫』を見極めるポイントを4つ紹介いたします。後半では更に深く掘り下げ、『お迎えする前に確認してほしいこと』について紹介していきます。
1.住環境
まずはじめに重要になるのが『住宅事情』です。何かとご近所さんの反応が気になりやすい集合住宅の場合は、次のような特徴を持つ猫と相性が良いと思うので参考にしてみてください。
比較的おっとりした猫ラグドール・ブリティッシュショートヘア・エキゾチックショートヘアなど
鳴き声が少ない猫ロシアンブルー・アメリカンショートヘア・マンチカンなど
逆に活発度が高く騒音が気になりやすいベンガルや、とにかくお喋りな(よく鳴く傾向が強い)シャム猫などは慎重に検討したほうが無難です。
2.ライフスタイル
次に重要なのがご自身のライフスタイルとのマッチングです。猫は皆留守番が得意だと思われがちですが、意外にもそうではない猫もいるのです。
ここでは共働きのご家庭や、家を空ける時間が長い方と相性の良い猫の特徴をピックアップいたします。
自立心が強く過干渉が苦手な猫ブリティッシュショートヘア・三毛猫・麦わら猫など
環境への適応力が高い猫アメリカンショートヘア
逆に甘えん坊気質が強いラガマフィン(ラグドールから派生した猫)は、分離不安症になりやすいので注意が必要です。
3.小さなお子様がいるご家庭
小さなお子様がいらっしゃる場合はお子様と猫、どちらの気持ちも大切にしてあげなければなりません。それこそ嫉妬深い猫となるとストレスから体調を崩してしまったり、性格が変わってしまう可能性があります。
現在育児中のご家庭には、あまり手のかからない猫種及び共存しやすい猫がマッチしやすいでしょう。実例を挙げてみます。
キジトラ(去勢済みのオス) 茶トラ猫 メインクーン ラグドールなどまた、ベビーサークルやベビーベッドに飛び移らないという意味ではマンチカンやミヌエットなども相性が良いでしょう。
逆に嫉妬深い傾向のあるラガマフィンや、あまりにも活発なベンガルなどは慎重に検討したほうが良いでしょう。
4.初心者orベテラン
最後に猫をお迎えするのがはじめてか、既に飼育歴の長いベテランかによっても相性の善し悪しが異なります。ここでは初心者の方にフォーカスを当てて紹介いたします。
猫との直接的な触れ合いも含めてはじめてという場合は、次のような特徴の猫とマッチングしやすいでしょう。
人が大好きな保護猫
人馴れの訓練を経ているため
ある程度の性格が把握できているため
雑種(キジトラ・黒猫・ハチワレ猫など)
アメリカンショートヘア
スコティッシュフォールド
マンチカンなど
ラガマフィン
シャム猫
逆にノルウェージャンフォレストキャットやラパーマ、スフィンクスなどはケアにコツがいるため、ややベテラン向きです。非常に活発で行動の制御が難しいベンガルもまた、ベテラン向きになるでしょう。
あまり手がかからないという意味ではブリティッシュショートヘアも初心者向きではありますが、どちらかといえば甘えて欲しいという要望がある場合は、人に寄り添うことを好むペルシャ猫のほうがマッチしやすいかもしれません。
猫を迎える前に確認すべきこと
先ほどのポイントを踏まえ、ここからは更に『猫を迎える前に確認すべきこと』について紹介いたします。
一生涯育てることができるかどうか
冒頭でも触れたように、猫は平均して約16年ほど生活を共にするパートナーです。その過程で猫が病気になることや、徐々に歳をとっていくこと、飼い主さんご自身の生活環境が変わるということを意識しなければなりません。
一時的な可愛さに留まらず、一生涯という長いスパンで育てることが可能がどうかは事前によくシミュレーションすることが大切です。
協力者がいるかどうか
更に万が一、飼い主さんに"もしものこと"があったときに協力者がいるかどうかも検討しておく必要があります。
例えば短期間であれば預かってくれる友人がいる、自宅に出向いてお世話をしてくれる実家の家族がいる、もしものときは里親になってくれる人物がいるなどです。
これらの人物を前もってピックアップしておくことができれば、共働きのご家庭はもちろんのこと、一人暮らしでも安心して猫を迎えることができます。
気になる猫についてよく調査をする
今現在、気になる猫種や保護猫施設の猫がいる場合は、その猫の猫種としての特徴や個性に関する部分をよく調査しておくと良いでしょう。
重要なのはネットの情報に踊らされないことです。YouTubeやInstagramなどを通して、実際に飼育している方の生の声を集めるようにしてみてください。
これは今回のテーマである『相性』を見極めるうえでも重要です。後から後悔しないように、少々耳が痛いマイナス面からも目を逸らさないようにしてください。

