
約300点のプライベートコレクションが一堂に
本展では、リンドベリがデザイナーとして活動を始めた1930年代後半から晩年の1980年代初頭までの作品約300点を展示する。
テーブルウェア、ファイアンス(錫釉陶器)、一点もののスタジオ作品、テキスタイルプリントや原画スケッチなど、リンドベリのデザインを包括的に紹介する内容だ。
展示作品はすべてリンドベリの遺品と家族が所蔵する貴重なプライベートコレクションで、日本では初めて紹介される作品も含まれる。
「H55」展のため告知をするスティグ・リンドベリ、1955年©Stig Lindberg/Bus
テーブルウェアから一点もののアートウェアまで
展示は9つの章で構成される。
第1章「テーブルウェア」では、代表作である[ベルサ]や[プラム]、[サリックス]といった人気シリーズに加え、日本ではあまり知られていない[ティング]なども紹介。
第2章では、1955年にスウェーデン・ヘルシンボリで開催された歴史的な国際博覧会「H55」に出品された作品群を展示する。
[ビルカ]装飾、[LT]モデル/ディナーセット 1973年 リンドベリ家コレクション © Stig Lindberg Photo: Per Myrehed
[ベルサ]装飾、[LL]モデル/ディナーセット 1957年/モデル、1960年/装飾 リンドベリ家コレクション© Stig Lindberg Photo: Per Myrehed
第3章ではリンドベリが長年にわたって制作したファイアンスの作品群、第4章ではマントルピースや本棚に置くために作られた「アートウェア」を紹介。非対称な形状と、形と装飾を巧みに組み合わせたリンドベリ独自の美意識を堪能できる。
蓋付花図水差 1940年代 リンドベリ家コレクション © Stig Lindberg Photo: Per Myrehed
