「牡蠣の食あたり」症状についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「牡蠣の食あたり」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
生牡蠣の食あたりの症状はどのようなものがありますか?
齋藤 雄佑(医師)
主な症状は、突然襲ってくる吐き気や嘔吐、水のような下痢、場合により発熱です。これらに加えて、腹痛や悪寒、倦怠感を伴うことも多くあります。
牡蠣の食あたりは何日後に発症しますか
齋藤 雄佑(医師)
牡蠣の食あたりは原因により何日後に発症するかが異なります。原因がノロウイルスの場合は、食べてから24時間から48時間後、腸炎ビブリオについては4〜48時間後に発症することが一般的です。食べた直後よりも、1日か2日経ってから症状が出ることが多いことを覚えておきましょう。
牡蠣にあたりやすい人や食べ方などに特徴はありますか?
齋藤 雄佑(医師)
胃酸の分泌が少ない人や、寝不足やストレス、疲労などで免疫力が低下している人はあたりやすい傾向にあります。
岩牡蠣は真牡蠣の生食と比べてあたりにくいのでしょうか?
齋藤 雄佑(医師)
岩牡蠣は夏が旬で、真牡蠣は冬が旬ですが、どちらもあたるリスクはあります。冬の真牡蠣はノロウイルス、夏の岩牡蠣は腸炎ビブリオのリスクがあるため、どちらか一方があたる確率が低いとは言い切れません。
牡蠣にあたって嘔吐や下痢が起きた場合、何日頃で回復しますか?
齋藤 雄佑(医師)
何日で治るかは個人差はありますが、適切な水分補給と安静を保てば、通常は発症から1日から3日程度で症状のピークを越え、徐々に回復に向かいます。
まとめ 牡蠣の食あたりのときは脱水を防ぎ安静に
牡蠣は非常に美味しい食材ですが、生食には食あたりのリスクが伴います。もし食べてから数日以内に嘔吐や下痢などの症状が現れた場合は、慌てずに水分補給を行い、毒素を排出させることが大切です。決して自己判断で下痢止めを飲まず、症状が重い場合や不安な場合は早めに医療機関を受診してください。正しい知識をもって安全に食事を楽しみましょう。

