大自然に囲まれた400年の歴史を持つお寺カフェで、ゆったり癒され時間を|鳥取県大山町

大自然に囲まれた400年の歴史を持つお寺カフェで、ゆったり癒され時間を|鳥取県大山町

店主の新井さん

こちらが店主の新井さんです。
千葉県出身の新井さんは、以前は商業高校で経営や簿記を教える教員として働き、特に生徒の進路指導に力を入れていたそうです。

そんな新井さんが、なぜカフェを?と気になり、理由を尋ねました。

「自分は経営の経験がないのに、生徒たちに経営を教えていることに、ある日ふと違和感を覚えたんです」と新井さんは話します。

限られた求人票の中から見学先を選び、そこから就職先を決めていく生徒たちを見て、もっと選択肢のある環境をつくってあげたいと思いながらも、「自分自身が外の世界を知らないままでは説得力がない」、そう感じた新井さんは、教員を辞めて外の世界に出てみることを決心します。

「経営を経験してこそ、生徒たちに本当に伝えられることがあるのではないか」と考え、ネットで自分の理想に近い活動を探し始めました。
その中で、山陰で地域おこしや起業支援を行う男性と出会い、その方のもとで働きたいと強く思ったことが転機となります。

こうして教員を辞め、千葉から鳥取へ移住。鳥取では農園のアルバイトをはじめ、さまざまな仕事を経験していきました。そんな中でご縁があり、ここ寿福院を引き継いでくれる人を探しているという話を受け、「ここでお店をやってみませんか?」と声をかけられたのだそうです。
ちなみに、新井さんが手にしているのは手作りの木製の文字盤です。
オンラインで外国の方に日本語を教える際に活用しているもので、カフェでもこの文字盤を使って遊ぶことができますよ。

(先代の方のリスペクトを忘れず、看板はそのままにしています)

店名の「田舎家一(いなかやいち)」は、先代の方が営んでいたお寺カフェ「田舎家」を引き継いだことが始まりだと、新井さんは話します。

新井さんが起業を考えたとき、「自分に本当にできるのか」「どんな店をつくっていくのか」という決断の一歩が、とても怖かったといいます。けれど、その“最初の一歩”こそが、簡単なようで難しく、難しいようでいて実はとても大切なものだと気づいたそうです。

その思いを店名に込めるため、先代の店名「田舎家」に“踏み出す一歩”の「一」を加え、「田舎家一」という名前にしたのだと、新井さんは教えてくれました。

いかがでしたでしょうか。
現在はプレオープンとして営業されており、慣れてきた頃に正式オープンを迎える予定だそうです。待ち時間には、本や新井さん手作りの遊び道具でゆっくり過ごすこともできますよ。

とても居心地の良い素敵なカフェです。
ぜひ皆さんものんびりしに訪れてみてくださいね。

店舗情報

田舎家一(いなかやいち)
住 所:鳥取県西伯郡大山町大山26
時 間:9:30〜17:00(プレオープン中のため時間が変更になる場合があります)
定休日:火曜、木曜(臨時休業あり)
駐車場:観光駐車場をご利用ください
(Instagram〉

配信元: na-na