「血液検査でわかる病気」についてよくある質問
ここまで症状の特徴や対処法などを紹介しました。ここでは「血液検査でわかる病気」についてよくある質問に、メディカルドック監修医がお答えします。
一般的な健康診断の血液検査で、がんはどこまでわかりますか?
木村 香菜 医師
血液検査だけでがんを確定することはできません。ただし、腫瘍マーカーや血球の異常などが見つかることで、追加検査が必要になる場合があります。最終的な診断には画像検査や内視鏡検査などが必要です。
血液検査で引っかかる項目として、最も多いものは何ですか?
木村 香菜 医師
健康診断では、肝機能、脂質、血糖値などの生活習慣病に関連する項目で異常が見つかることが多くみられます。飲酒や食生活、運動不足などの生活習慣が影響することがあります。
体調が悪くなくても、血液検査だけで病気が見つかることはありますか?
木村 香菜 医師
あります。自覚症状がない段階でも数値の変化が現れることがあり、健康診断で病気の兆候が見つかるケースもあります。定期的な検査を受けることで早期発見につながります。
肝臓病や糖尿病は血液検査でわかりますか?
木村 香菜 医師
肝臓病はASTやALTなどの肝機能の数値で異常が見つかることがあります。また、糖尿病は血糖値やHbA1cの数値から判断されます。診断の際は他の検査や症状も合わせて評価されます。
血液検査で複数の項目が基準値を超えたらどの診断を重視すべきですか?
木村 香菜 医師
複数の異常値がある場合は、医師が全体のバランスや症状を確認しながら原因を判断します。単一の数値だけで判断するのではなく、複数の検査結果を総合的に評価することが重要です。
まとめ
血液検査では、肝臓や腎臓の働き、貧血、感染症、生活習慣病など多くの健康状態を確認できます。ただし、血液検査だけで診断が確定する病気は多くありません。異常が指摘された場合は、医師の指示に従い再検査や精密検査を受けることが大切です。定期的に血液検査を受け、結果の変化を確認することで健康管理に役立てることができます。

