最近、若い人たちの振る舞いを見ていて、自分とは感覚が違うなと感じることがあります。もちろん、人それぞれの価値観があるとわかってはいるのですが、ふとした場面で「自分にはああいうふうにはできないな」と思ってしまうのです。そんな違和感を抱く一方で、理解しようとせずに批判しているだけでは、自分のほうが時代に取り残されていくのかもしれないとも感じています。
カフェで見かけた撮影風景
例えば、カフェで見かけたひとコマです。運ばれてきた料理を前に、若い人が立ち上がり、絶妙な角度を探しながら何度も撮影をしていました。その姿は、まるでプロのカメラマンのようでした。
アイスが少しずつ溶け始めても、すぐに食べるのではなく、まずは「映え」を優先している様子でした。私なら「早く食べないともったいない」と思ってしまいそうですが、その集中ぶりを見ていると、驚きを通り越して「お見事」と感じるほどでした。
会話にも感じた世代の違い
また、会話を聞いていても、私たちの世代とは少し違う印象を受けることがあります。まるでSNSのコメント欄を読み上げているかのように、言葉選びがとてもスマートなのです。
常に「周りからどう見えるか」を考えながら、器用に言葉を選んでいるようにも見えました。私たちの世代は、つい本音を口にしてしまい、後から「あんな言い方をしなければよかった」と後悔することも少なくありません。そう考えると、彼らの振る舞いは、今の時代をうまく生きるための処世術なのかもしれないと思いました。

