SixTONESの松村北斗が主演を務める連続ドラマ「告白―25年目の秘密―」(日本テレビ系、毎週土曜午後9時~)の初回が11日に放送され、主要登場人物の1人、立岩剛志(丸山智己)が何者かに刺殺される衝撃的結末を迎えた。ネットでは早速犯人探しの考察が盛り上がり、“最重要容疑者”として、松村演じる主人公・雪村爽太に疑いの目が向けられている。
「25年間よく我慢できたな。覚醒する瞬間、何度もあったのでは?」
初回の冒頭は、爽太が、降りしきる雨の中を傘もささずに走るスローモーションのバックに彼自身の独白が重なり、幼い頃から思い続けてきた野瀬麻里子(岡崎紗絵)との初めての出会いから、彼女に話しかけることすらできないまま、密かに見守り続けて現在に至る経緯を振り返る回想シーンでスタート。返り血を浴び、絶句する麻里子と対峙したずぶ濡れの爽太が、血まみれの包丁を手に不敵な笑みを浮かべる衝撃的なカットに、「運命の恋なんて奴は待てど暮らせど訪れなくて、いつだって傍観者。そんな人生それでいいと思っていた。でも…君と出会ったあの日…僕の人生は変わっていたんだ」と語る爽太の心の声が流れた。
爽太が麻里子を見守り続けてきたのは、小学校時代の下校時、同級生にいじめられていたところを、勇敢な麻里子に助けられたことがきっかけだった。それ以来、声をかけることができないまま、その可憐な姿を追い続けていたある日、彼女が黒いバンに乗った不審な男・畑野悟(田中要次)に誘拐されそうになっているところを目撃する。爽太は必死で周囲に助けを求め、声を聞きつけた近所の人々が出てきて、誘拐は未遂に終わり、麻里子は無事だった。強いと思っていた麻里子が危ない目にあうのを目の当たりにした爽太は、「僕があの女の子を絶対に守るんだ。ずっとそばで、必ず」と決心した。
勉学優秀な麻里子と同じ学校に進学できるよう、爽太は懸命に勉強し、中学から大学まで同じ学内で過ごした。卒業後は麻里子の父・銀次郎(石黒賢)が社長を務め、麻里子も働く化粧品会社「野瀬化粧品」に就職し、総務部に配属された。
若くして第二ブランド事業部部長を務める麻里子は、コスメブランド「VELEL」を手掛け、人気ブランドに成長させていた。「所詮は親子のコネ」と冷ややかな目で見る社員も少なくなく、その偏見を結果を出すことではねのけるべく、仕事に邁進していたが、新しいスキンケア商品の企画に苦戦していた。そんななか、爽太は偶然を装って、麻里子の新企画に資する資料を提示。その内容に感心した麻里子に抜擢されて、第二ブランド事業部に配置替えとなった。その後も、ハリウッド映画のマーベルシリーズや、会社の裏にある古民家カフェなど、彼女と好みが一致したことで2人の距離は急速に近づいていった。
しかし、これは麻里子のSNSをフォローして、彼女の好みを完全に把握していた爽太の作戦。爽太は麻里子に初めて出会った日から書き続けた日記をすべて自宅の棚に大事に保管しており、しばしば見返しては思い出にふけっていた。
麻里子のライバルである第一ブランド事業部部長の立岩は、彼女のスキンケア新商品のアイデアを横取りして、ほぼ同じ内容の企画を大型のタイアップ付きで提出。社長の銀次郎も立岩の案を採用する考えだった。落ち込む麻里子を助けたい一心で、爽太は立岩が関係先に賄賂を渡していた社内資料を不正に入手し、告発しない代わりに新企画から手を引くよう立岩に直談判した。不正はお互いさまだと取り合わず立ち去ろうとする立岩に、爽太は土下座し、足にすがりついて懇願。なりふり構わぬ爽太の様子に、立石はドン引きした。
結局、爽太が入手したのと同じ立岩の不正送金の証拠が、銀二郎のもとに匿名メールで届き、新企画は麻里子の案で進めることが決まった。その夜、立岩が爽太と話した歩道橋の下で刺殺体となって発見される。死後24時間以上経過しているとみられる立石は、爽太と会った時と同じ衣服を身に着けていた。
同じ頃、自宅にいた爽太はナイフ(肥後守)で鉛筆を削り、日記をしたためる。そこには、「麻里子さんの人生を邪魔する者は、僕が許さない。僕は25年間、麻里子さんだけを見守ってきた。だけど、運命の恋なんてやつは待てど暮らせど訪れない。だったら、自分で運命をつくればいい。僕は君の運命の人になるって決めたんだ」という決意が記されていた。
冒頭で描かれた血まみれの包丁を手にした爽太、立岩の妨害から麻里子を守りたいという爽太の願い、そして日記に記した決意文の内容から、立岩を刺殺したのが爽太ではないかと疑う視聴者は多く、SNSには、
「階段で突き落として死ぬのかと思ってたら、刺されて死んでいた…やったのは爽太…?」
「歩道橋ってことは…まさか爽太?」
「あの血は立岩さんのものでしたか…」
といったコメントが殺到。一方で、
「爽太はやってないよね? でも、あの冒頭のシーンもあるし」
「え、まじ? いやこんな短絡的なことはない…と信じたい」
「爽太が犯人だったらひねりがないから他にいそう」
「麻里子が刺しちゃって爽太がかばうのか?」
など、ミスリードと考える人も少なくなかった。
また、25年分の日記や、立岩に懇願する際の常軌を逸した爽太の言動を見事に演じた松村のストーカーぶりにも注目が集まり、
「ほっくんの怪演が光る役だぁ」
「めーっちゃ、こええー! でも、正直、こんな北斗が見たかった、とも思う」
「思った以上にやべー奴だな爽太、全然爽やかじゃないよ、顔が良くてもアウトだよ」
「誰が犯人なのも気になるけど25年間のこと知ったら引かれる。視聴者も引いてる(笑)」
「もし運命の人になれた日には、まずはそのノート処分しよう。見つかったら逃げられるよ、爽太」
「逆に、よく25年間、我慢できたな。覚醒する瞬間、何度もあったんじゃないの?」
との反響が寄せられていた。
「告白―25年目の秘密―」とは
「恋は闇」(25年4月、日テレ)や、松村も出演したドラマ「一億円のさようなら」(NHK)などで知られるなどで知られる渡邊真子氏が、脚本を担当する完全オリジナルのラブサスペンス。主人公が1人の女性に対して抱く25年間の思いが引き起こす「純愛」や「執着」「狂気」などを描く。

