以前の職場で、何かにつけて嫌みを言ってくる上司がいました。特に会議の場では、人の発言を途中で遮ったり、提案をすぐに否定したりすることがあり、私はいつも言葉を飲み込んでいました。そんなある日、いつものように否定的な言葉を向けられた私は、初めて冷静に言い返すことにしたのです。
会議のたびに感じていたストレス
以前の職場には、何かにつけて嫌みを言ってくる上司がいました。普段から話し方に圧を感じることがありましたが、特に会議の場ではその傾向が強く、人の発言を遮っては「そんなのは意味がない」と否定することがよくありました。
私も何度か発言を途中で止められたことがあり、そのたびに言い返したい気持ちはありました。けれど、会議の空気を悪くしたくないという思いもあり、結局は黙って引き下がることがほとんどでした。
そのようなやりとりが続くうちに、会議で発言すること自体が次第に負担になっていきました。何を言ってもまた否定されるのではないかと思うと、自然と発言にも慎重になっていたのです。
新しい提案に返ってきたひと言
ある日の会議で、私は新しい提案をする機会がありました。自分なりに現状を踏まえて考えた内容でしたが、話し終える前から、上司の反応はあまりよくありませんでした。
そして案の定、上司は鼻で笑うようにして「それで成果出るの?」と言ってきました。いつもなら、その言葉を聞いた時点で「すみません」と引き下がっていたと思います。しかし、その日は違いました。これまで何度も同じように否定されてきたこともあり、このまま黙っていても何も変わらないと感じたのです。
私は感情的にならないよう意識しながら、落ち着いた声で「では、現状のやり方で成果が出ているというデータを教えていただけますか?」と返しました。

