筆者の友人から聞いたピアノ教室でのエピソードをご紹介します。子どもの習い事では、つい他の子と比較してしまうことも……?
うちのHは、もうTちゃんより進んでるの
5歳の娘Tが通うピアノ教室に、同じクラスのHちゃんとその母親Mさんがいました。Mさんは我が子の成長を喜ぶあまり、ママ友の集まりで必ずTと比較する癖がありました。
「うちのHは遅く始めたのに、もうTちゃんより進んでるの」とTの目の前でも平気で言ってきます。最初は聞き流していましたが、回を重ねるごとにTの表情が曇り始めました。
Tちゃんはまだそこなの? →娘の表情が曇る
Mさんの比較発言はエスカレートしていきました。レッスン後の待ち時間、発表会の練習風景、どんな場面でも「Hの方が断然上手ね」「Tちゃんはまだそこなの?」と言い続けるMさん。
5歳の子どもにとって、友達の前で否定されるのは辛いこと。Tは家でも「ピアノ、楽しくない」とつぶやくようになりました。私は毎晩Tを抱きしめ「Tのペースで大丈夫。ママはTの音が一番好きよ」と励まし続けました。

