自己肯定感が上がる言葉として目にする機会がたまにありますが、実際に救われたことも少なくないです。「こんな自分でもいていいんだな」と思えるようになったり、生きるのがラクになったり。
その効果を再認識するような投稿が、SNS上で話題になっています。Threadsユーザーのaizarwaaさん(@aizarwaa)は仕事がつらく、摩耗した毎日を送っていたそう。
そんな日々のなか、彼女のお父さんは自ら書いた一枚の表彰状をaizarwaaさんに贈りました。ものすごい達筆の表彰状には、以下の文言が書かれています。
「あなたは朝必ず起き、仕事やご飯の支度、その他厳しい習慣に向かって邁進してきました。その偉大な功績に、そしてあなたが生まれてきてくれたことに深謝し、ここにその栄誉を讃えます。アンタは偉い! 生きててエライ!!」
この表彰状を贈られたaizarwaaさんは、仕事に対して以前より少しだけ前向きになれたとか。そして、父からの愛を感じたといいます。お父さんはなぜこのような表彰状を書いてくれたのか? 表彰状に書かれた文章は誰が考えたのか? お父さんはどうしてこんなに字がうまいのか……など、気になることをaizarwaaさんに聞いてみました!
「誕生日になにが欲しい?」と聞かれて表彰状をお願いした
――どのような経緯で、お父さんから表彰状を書いてもらったのでしょうか?aizarwaa:この頃は仕事のストレスで心身ともにつらい状況が続いており、毎日泣きながら職場に向かう日々でした。そんななか、誕生日を目前に父から「なにが欲しい?」と聞かれたので、「『生きてて偉い!』って内容の表彰状を書いてほしい」とお願いしたら、書いてくれました。
朝起きて、仕事に行って、家事をして……という、当たり前のことだけどそうした小さながんばりを褒めてもらいたかったんです。この表彰状は宝物です。
――「あなたは朝必ず起き(中略)アンタは偉い! 生きててエライ!!」という文章を読むと、こちらも救われて明るい気持ちになりました。この表彰状に書かれた文章は、すべてお父さんが考えたのでしょうか?
aizarwaa:「生きててエライ」以外の文章は、すべて父が考えて書いてくれました。昭和漫画のような熱量の文字と文章には、すごく救われました。
あと、「元気をもらった」とおっしゃる方が私のほかにもThreadsにたくさんいらっしゃって、なんだか誇らしい気持ちです(笑)。
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――「私の父めっちゃ字上手いです!」と投稿されていますが、お父さんの書いた字は本当にきれいです。なぜ、こんなに字がうまいのでしょう?
aizarwaa:父はもともと字や絵が上手だったので、看板や筆耕の仕事をしていました。後に中国の書法を中心に独学を始め、さらに技術を高めていったそうです。今でも毎日、仕事の日以外も筆を持っています。
父は書家なので、この表彰状を商品にしたらいいお値段になってしまうかもしれません(笑)。
――この表彰状を初めて見たときの感想は?
aizarwaa:「スゴっ!!」が、第一声でした。練習用の半紙にでも書くのかと思っていたら、ちゃんとした賞状用紙と額縁まで用意されていたので(笑)。
「スゴい」の後は、感動です。「やっぱり字うまいなぁ」「仕事忙しいのにちゃんと書いてくれたんだなぁ」と、いろいろな感情が込み上げてきました。父の字のうまさはよく知っているつもりでしたが、改めて見てもやはり見惚れます。
なにより私のお願いに真剣に応えてくれたこと、父からの激励を形として手元に置いておけるということがとてもうれしかったです。
お父さんに書いてもらった退職届の写経
――この表彰状のほかに、お父さんが書いた写経のような「退職届」の画像もアップされていましたね。こちらもものすごい達筆でしたが、「無給残業 休日出勤 疫病拡大 売上減少 社長豪遊」など物騒な四文字が並んでいて驚きました(笑)。この文面もお父さんが考えたのでしょうか?
aizarwaa:退職届の写経は父が考えたものではありません。表彰状を書いてもらったのとほぼ同時期にXでバズっていた退職届の写経を写したものです。仕事がつらすぎたときに書いてもらいました。元投稿者様の文章に共感できる部分がとても多かったので「字の上手な父にも書いてもらおう!」と思い立ち、お願いしたという流れです。提出などは、もちろんしていません(笑)。
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