
八女青年会議所は、今年度のまちづくり委員会事業として、地域の魅力を映像で再発見・発信するプロジェクト「まち撮り〜地域の魅力にレンズを向けよう〜」を実施している。8月30日(日)には、広川町産業展示会館 展示大ホールで映像発表会を開催。八女市長・広川町長が出席予定だ。
地元の団体や高校生がチームを組み動画を制作

八女青年会議所による今回の事業では、八女・広川地域の団体や高校生などがチームを組み、「まちの魅力」をテーマにした1分以内の縦型動画を制作。
参加高校は、福岡県立輝翔館中等教育学校、福岡県立福島高等学校、福岡県立八女農業高等学校、西日本短期大学附属高等学校、八女学院高等学校。参加団体は、MARU.SANKAKU.SIKAKU(まるさんかくしかく)、広川ダンスプロジェクト、八女の楽校、STUDIO COLOR DANCE SCHOOL(スタジオカラーダンススクール)。
5月31日(日)に映像制作ワークショップが行われ、6月から各チームで撮影・編集を進めている。今回のテーマ「まちの魅力」は、観光パンフレットに載るような有名スポットだけではない。自然、まちなみ、地域で続く営み、住んでいる人だからこそ知っている風景や人の魅力など、参加者自身の視点で切り取る。
ワークショップでは、映像のプロである講師から映像制作の基本を学びながら、自分たちが伝えたい「まちの魅力」を企画に落とし込んでいったという。


各チームが作成した絵コンテと企画書には、地域のどこにレンズを向けるのか、チームごとの視点が表れている。

あるチームでは、地域の日常にある風景をドラマ風にする企画を進行中。

また別のチームでは、八女の伝統に注目し、映像としてどう伝えるかを検討しているそうだ。
地元民の目線で地域にカメラを向けたとき、どのような映像が生まれるのか。完成作品は8月30日(日)にお披露目される。
八女地域が抱える課題
八女地域は、豊かな自然環境や歴史、産業、文化など、多様な魅力に恵まれている。一方で、その魅力が十分に認識・発信されないまま、人口減少や地域への関心低下といった課題も抱えているという。
文章や写真に比べ、映像は直感的に伝わりやすく、SNSなどを通じた拡散力も期待できる。そこで今回の事業では、地域の団体や若い世代が映像制作を学び、自分たちの視点でまちの魅力を発信する取り組みが企画された。
八女青年会議所のまちづくり委員会委員長・池尻崇人氏は、「様々な視点から生まれる映像が、地域内の人がより地元に愛着が持てるように、地域外の人が行ってみたいと思えるようなものになれたら幸いです」とコメントしている。
