すぐに受診すべき「夕方に起こる頭痛」はご存じですか?医師が解説!

すぐに受診すべき「夕方に起こる頭痛」はご存じですか?医師が解説!

夕方の頭痛に他の症状が伴う場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。メディカルドック監修医が夕方の頭痛と他の症状の組み合わせ、すぐに病院へ行くべき症状について解説します。

※この記事はメディカルドックにて『「夕方に頭痛」が起こる原因とは? “放置要注意のサイン”と対処法を医師が解説!』と題して公開した記事を再編集して配信している記事となります。

関口 雅則

監修医師:
関口 雅則(医師)

浜松医科大学医学部を卒業後、初期臨床研修を終了。その後、大学病院や市中病院で消化器内科医としてのキャリアを積み、現在に至る。内視鏡治療、炎症性腸疾患診療、消化管がんの化学療法を専門としている。消化器病専門医、消化器内視鏡専門医、総合内科専門医。

夕方に起こる頭痛と他の症状で考えられる原因と対処法

夕方の頭痛に微熱や眠気、目の奥の痛みなどが伴うとき、体は別のSOSを発している場合があります。背景にある原因を絞り込むため、付随する症状が大切な手がかりとなることが少なくありません。ここでは頭痛とともに現れやすい諸症状の原因と、その対処法について解説します。

夕方に起こる頭痛と微熱の症状で考えられる原因と治し方

夕方に頭痛と微熱やだるさが出る場合、風邪や副鼻腔炎、精神的なストレスなどが背景にあります。風邪であれば休養や市販薬で様子を見られますが、数日続く場合や鼻づまり、顔の痛みが強いときは内科や耳鼻咽喉科を受診しましょう。
意識混濁や首の強い痛み、急激な激痛と高熱を伴うときは髄膜炎などの緊急疾患の恐れがあるため、迷わず救急受診してください。

夕方に起こる頭痛と眠気の症状で考えられる原因と治し方

夕方に強い眠気と頭痛が同時に出る場合、睡眠不足や睡眠の質の低下、睡眠時無呼吸症候群、長時間のデスクワークによる疲労などが考えられます。まずは昼寝を短時間にとどめる、カフェインや就寝前のスマホ・アルコールを控えるなど睡眠リズムを整えることから始めましょう。
それでも強い眠気と頭痛が続く、いびきや無呼吸を指摘される場合は、内科や睡眠外来で睡眠時無呼吸症候群などの有無を調べてもらいましょう。

夕方に起こる頭痛と目の奥の痛みの症状で考えられる原因と治し方

夕方に目の奥がズキズキ痛み、片側の顔半分まで強く痛む場合は、片頭痛や群発頭痛が疑われます。また、パソコンやスマホの長時間使用による眼精疲労でも、夕方に目の奥の痛みが出ることがあります。
休憩を挟んだり姿勢を整えたりしても改善しないときは、背景に別の病気が隠れているかもしれません。目の充血や涙を伴う激痛が毎日続くなら、群発頭痛を考慮し、早めに頭痛外来を受診してください。

すぐに病院へ行くべき「夕方に起こる頭痛」に関する症状

ここまでは症状が起きたときの原因と対処法を紹介しました。応急処置をして症状が落ち着いても放置してはいけない症状がいくつかあります。以下ような症状がみられる際にはすぐに病院に受診しましょう。

夕方に起こる頭痛で突然激しく痛む症状は脳の緊急疾患の可能性あり 脳神経外科へ

夕方に今までにない激痛や、麻痺、しびれ、ろれつが回らない、意識低下が出たときは、脳出血やくも膜下出血の恐れがあります。一刻を争うため、様子を見ずに救急車で脳神経外科を受診してください。
数日から数週間かけて夕方の頭痛が徐々に悪化し、朝の痛みや吐き気、視力障害が加わる場合も、脳腫瘍などの可能性を考慮し外来で早めに相談しましょう。

病院受診・予防の目安となる「夕方に起こる頭痛」のセルフチェック法

・毎日または週の半分以上続く場合

・市販薬を月に10日以上飲んでいる場合

・会話がしづらい場合

・片側の手足が動かしにくい場合

・視野が欠ける場合

・発熱や首の強い痛みを伴う場合

配信元: Medical DOC

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